6月末にアメリカ旅行から帰ってIBMノートパソコンを起動してみるとワイヤレスが使えなくなっていました。そこでこれを再インストールするためにOSを再インストールすることにしました。
IBMノートには再インストールするためのCDはありませんがWindowsを起動したときに最初にIBMACCESSボタンを押すことによって工場出荷時の状態に戻すことができる所謂OSの再インストールができるようになっています。最初は簡単に考えてすぐに復帰できると考えたのだがその後にまさかの困難が待ちかまえていようとはこの時には知るよしもありませんでした。
それはさておき手順にのっとりOSを再インストールしましたがまずもって第一撃がブルースクリーンが出て起動不可と出ました。それでネットで調べてみるとOSを工場出荷時に戻すときは全てのデバイスを外してインストールするとありました。USBマウスを付けてしかもご丁寧にCDの付いているステーションまで付けてOSの再インストールを試みていたのです。
早速にこれら全てを外してもう一度OSを再インストールしてみました。ところがそれでも結果は同じ事でブルースクリーンが出て再起動を繰り返すだけです。これはおかしいとIBMのホームページにアクセスして調べてみると、OSを工場出荷時に戻すときにはという注意事項があり、そこでOSを再インストールする前にまず最初にBIOSを元に戻しておかないといけないとありましたのでこの手順をそのまま実行し、BIOSを元に戻すことを実行し、やっとOSの再インストールに成功しました。
ところがOSはインストールすることはできましたがワイヤレスのドライバーをインストールすることができません。これでは結局無駄なことをしてやっと元に戻っただけという結果です。ワイヤレスのドライバーをインストールするとまた例のブルースクリーンが出て再起動を繰り返すのです。しかしこれは何度か同じ事を繰り返しているとドライバーをインストールすることができワイヤレスが使用できるようになり、ネットワークに繋がりインターネットにアクセスできるようになりました。
これで一安心と思いましたら今度はWindowsのアップデートをすると、またまたブルースクリーンがでて再び再起動を繰り返して正常なWindowsが起動できません。別にWindowsをアップデートしなくてもいいようなものとは思いますがWindowsの問題点を解消するためにはアップデートは必須のようですし、私の使用しているウイルス対策ソフトウイルスバスター2010はWindowsSP2を適用してないとインストールができないようです。
これは困ったことになったと思いましたが何度かWindowsのアップデートをしているとその内にWindowsのアップデートはできるようになりましたが今度はWindowsXPSP2をインストールすると、これまた再起動を繰り返してWindowsがまともに起動できない状態です。もうこれはIBMのノートはハード的に壊れたと確信するようになりました。
ところがここで三男の一言がIBMノートパソコンの危機一髪の状態から奇跡的に蘇らせてくれました。それはもう諦めていましたが何か参考になることはないかと三男の所へ藁にもすがる思いで電話をしてみたところ、いとも簡単にSP2のインストールがダメならSP3をインストールしてみたらと言うことでした。
私は真っ正直にSP2をインストールしなければSP3はインストールできないと勝手に思いこんでいましたのでSP2がダメならSP3を飛び越してインストールすればいいという発想にはとうてい思いもつかないことでした。
ところがこれが私のIBMノートを死の間際から蘇らせることに見事に成功しました。不調になって3週間近くになりますがIBMノートパソコンをほとんど諦めていて、次回もし旅行に行くなどのノートパソコンが必要になったときには新しいものを購入しなければと思っていましたがこれでまた当分の間はIBMThinkPadX31が活躍してくれそうです。 |