後楽園の南の端にある花交の池の排水設備が壊れて機能しなくなり、新しく排水管をやり直すために発掘調査をしたものです。園内の水は取り入れ口から延養亭の前を通り曲水を流れて各池を巡って最終的に花交の池に集まりここから旭川に流れるようにしていましたがこれが詰まってしまい排水できなくなり臨時的に排水ポンプでくみあげて旭川に排水していました。
江戸時代の工法ががどういうものであったかを調べてみると言うことで昨年からここを掘り起こして江戸時代に造られた排水路の全容が姿を現したもので平成20年2月15日〜17日の3日間、岡山県吉備古代文化財センターにより発掘調査説明会が行われたものです。 |