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天然記念物「臥牛山のサル生息地」のニホンザルについて

臥牛山のサルは生息地とともに昭和31年に国の天然記念物に指定されまして以来、餌付けがされるようになって数が非常にふえ一時は300頭以上に増えましました。市街地に近いため数が増えたことによる畑の作物を荒らすというような被害が増えたり、また重要文化財である備中松山城の瓦を壊したりサルの糞の被害が増えたりで非常に困った状況になったそうです。
 これでは困るということで意識的に餌の与え方の調節によって数をだんだん減らして現在は180頭ほどになっているそうです。
 これをさらに減らして120〜130頭ほどにすれば餌付けを止めて臥牛山の自然に返してもサルが生きてゆけるそうです。
 臥牛山一帯は岡山県でも最も自然が残った地域だそうで植物の植相が豊富な地域だそうです。

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