タンチョウについて
タンチョウは世界では2500羽〜3000羽いるといわれていますが、主に東アジアに棲んでいます。日本では自然では北海道東部、主に釧路湿原に棲息しています。
我が岡山県では江戸時代から明治にかけて後楽園に数羽放されていたそうですが、戦後絶えてしまいました。
昭和31年に日中友好の架け橋として一つがいが送られてきましたが、どちらも雌であったというようなこともあって、釧路との交流が始まり、岡山のタンチョウを釧路に送ってお見合いをさせてつがいで返して貰ったそうです。
現在は佐伯町の県立自然公園で繁殖させて56羽に増えているそうです。また自然に帰そうという試みも行われていまして、総社市の高梁川の中州には一つがいが放されて子育ても行われています。
また後楽園でも正月には数羽が放されまして優雅に舞う姿を見ることができるようになりました。
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