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アメリカ国立公園グランドサークル22日間ドライブ旅行
6月19日、今日はいよいよ帰国の日です。 7時20分ラスベガス発ですが、なるたけ早く空港へついていた方がいいと思い、昨夜の内にウエイクアップコールを3時半で頼みました。 早く寝たこともあって12時過ぎからはうつらうつらで3時半きっかりにウエイクアップコールがありました。 荷物は昨夜の内に荷造りを済ませていたので早々に積み込みました。ここモーテル6は敷地が非常に広いため昨夜も警備員が自転車に乗って絶えず警戒をしていましたが、我々の出発を確認するのか荷物を積み込んでいるとグッドモ−ニングと声をかけてきました。

 チェックアウトを済ませ、空港まではほんの2マイル足らずですが車のナビをマッカラン空港にセットして出発しました。 指示通りにハーツレンタカーのリターン場所は分かりましたが敷地内に入ってどこへ車をおいていいのか分からずうろうろしました。 結局聞いてみると入って真っ直ぐに行った右手の大きな屋根の下に入っていけばよかったのですが、薄暗かったのと初めてで、あったので中を一周しました。 大きな屋根の下には車が少なくとも30台は入れるスペースがあり車があればその後につけるか無ければ一番前に止まれば係員がすぐ出てくる。 我々がリターンしたときはほとんど車が止まっていなかったのでわかりにくかったこともあった。 一番前まで車を進めて停止線の手前で車を止めると係員が出てきて走行距離やら車の状態をチェックしてOKということでレシートをくれた。 すぐ目の前にシャトルバスが止まっていたので荷物を積み込むと我々だけで発車してくれた。エアーラインを聞いてきたので”ユナイテッドエアーライン”というと”OK”という返事。 空港に着くと所定の位置に止まり”ユナイテッドエアーライン”といって指さすので”サンキュウ”といって荷物を持ってそちらの方へ行ってみる。 マッカラン空港は早朝の4時過ぎというのに大勢の人でごった返していた。

 ユナイテッドでチェックインを済ませると航空券はここでラスベガス空港からサンフランシスコ空港までとサンフランシスコ空港から大阪関西空港までを発券してくれる。 バゲッジは秤りで量ってみると重量オーバーか係員が”オーヘビー”といっていたがそのまま通してくれた。 ここで重たいスーツケースを預けて少し身軽になってユナイテッドが発着するDゲートの方へ向かう。 シャトルトレインに乗る手前にセキュリティーチェックがありここは大勢の人でごった返している。 最初はパスポートと航空券のチェックでここでパスポートにとめられていた出国カードが航空券の方に貼りかえられた。 係員は我々が日本人と分かると”ありがとうございました”とか”さようなら”とか自分の知っている限りの日本語を並べ立てて大勢の人でごった返しているその場の雰囲気を一生懸命和らげてくれていた。
 セキュリテーチェックはここでも厳しく、私は腕時計をはずすのを忘れていたためブザーが鳴り別のところで入念にチェックを受けた。インナーチョッキに入れていたトラベラーズチェックまで出さされてのチェックで、本当に厳しく、アメリカはそこまで追い込まれているのかと感じた。 それがすんでもこんどは私のリュックサックの中身だ。 これにはデジタルカメラの充電器、パソコンへ画像を取り込むケーブルとかデジタルムービー用の充電器やらテーブルタップとか不審なものが一杯だ。 特にデジタルムービーのフィルムを10個持参していたのでこれは全て取りだし1個1個中身を確認していた。

 シャトルに乗ってDゲートの入り口についたところでこれで一安心とコーヒースタンドでコーヒーを買い、昨晩作っておいた手製のサンドイッチを食べる。 もうここまでくれば何の障害もない、時間的には早かったが空港でのチェックインは遅すぎるということはあっても早すぎるということは無いのを実感した。 1529便が出発するD33はすぐに分かる、ラスベガスは日本人にも人気なのか搭乗待ちのなかに大勢の日本人がいた。

 サンフランシスコ空港では到着Fゲートをでるとすぐに国際線の乗り継ぎ表示がありそちらの方へ行くとそこでもまたセキュリティーチェックがあり、ここでは化粧品、洗面具とか2日分の着替えを入れていた機内持ち込みのバッグが不審ということでこれも別のところでチェックを受ける。 一応中を開けてもいいかとかいうふうに聞くが、それは形式だけで開けるのを拒否すればおそらく大変なことになるのではないかと思う。 どうぞご自由にと手振りで促すと何が不審なのかバッグの底のそこまで手を入れて探って化粧品、洗面具の小物入れは出してケースに入れ、バッグとともに再びチェックするがまだOKがでない。 再びバッグの中に手を突っ込んで一生懸命探っているがどうもよく解らない、いっそのこと全てひっくり返して中身を開けてくれればいいのにと思うがそこまではしないらしい。 とにかく我々はみているだけで一切手出しはできない。 ようやく小さなケースを見つけた。  それには小さなドライバーとか爪切り、はさみがセットになっているものだが、中身をみてこれは凶器にならないと納得したのかやっとOKがでた。 ここを通過するとやっと国際線の出発するGゲートであった。 ここで忘れてならないのがUS−VISITで機械が置かれていて係員がいるのでそちらの方へ行くと係員が”パスポート”といってパスポートの提示を促し、パスポートを機械に差し込み、人差し指を左手、右手と指定の場所におくよう指示し、最後は前のカメラに向かって顔写真を撮って終了。

 これで全て出国の手続きは終わり後は搭乗のアナウンス待つのみ。 ラスベガス空港では3時間、サンフランシスコ空港では4時間の待ち時間であったがそんなに待ったという気がしなかった。

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