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ユタ・ワイオミング・サウスダコタ・コロラド州を一周30日間ドライブ旅行 旅行中に思ったこと |
イエローストンのオールドフェイスフルロッジのケビンは値段が安く(一泊$108)人気があるということだが確かに値段は安いのだが最初の晩はゴミを片づけてなくてベッドのメイキングもなしで勿論タオルの交換もなしでこれはさすがに黙っているわけにはいかなくて使用済みのタオルを持ってフロントまで行き交換を要求した。枕銭もそのままであったので全然部屋を覗いてなかったのは間違いない。 それ以後はタオルの交換、石けんの交換、ベッドメイキングはキチンとされて枕銭もなくなっていた。しかし10日の夕方に帰って見ると確かにベッドメーキングはなされているようであるが何か様子がおかしいので上掛けをはぐってみるとその下の毛布は昨日のままで上掛けだけをきちんとそれらしく整えてごまかしているだけであった。 ザンテラはいままで国立公園に泊まってお世話になっているがこんなにサービスの悪いのは初めてで英語が出来れば文句の一つも言いたいところであるがタオルの交換を要求しただけにとどめる。印象としては次回来るとしてもここは二度と使用したくない。 オールドフェイスフルスノーロッジでの2階で洗濯をしたときも洗剤を購入するのにコインを入れたが洗剤が出てこないので文句を言ったら4クーターはフロントで返してくれたがその次の10日の朝に同じオルドフェイスフルスノーロッジで洗濯をしたときは6枚のコーターを入れても洗剤が出ず、この時は強気の叔母さんとのトラブルもあり、文句を言う元気もなく6枚のコーターはあきらめた。 コインランドリーで洗濯の仕方を教えてくれた親切なアメリカンもいるし、二人で一緒に写真を撮ってやろうと声を掛けてくれて写真を撮ってくれる人懐っこいアメリカンも大勢いるし、またお金とひまができたらアメリカへは来てみたいと思うが毎回何かしら不愉快な思いをするのは致し方ないことかもしれないが今回のイエローストンのオールドフェイスフルロッジのケビンでの印象は実に不愉快きわまりない出来事であった。 今回のメインの一つであったHonndoo River and Trailsのツアーは未だに何か釈然としないものがある。英語が出来ればその時にもっと相手を問いつめることが出来たと思うがイエスとかオーケーしか言えない身にとっては相手を問いつめるなどまさかの青天の霹靂であった。何はさておいてもとにかく相手が約束の時間にホテルに来なかったのは間違いない事実でまさかこれがアメリカの常識とは考えられない。 ツアーに迎えにこなかったので電話したら運転手がいないとか、かわりの半日ツアーコースをという提案もあった様な気がしたが向こうのこなかったことに対する謝罪があったのか、なかったのかここのところも英語のサッパリな私にとっては今ひとつ得心のいかないところである。アメリカでは約束を破っても一切の謝罪をせずかわりの半日ツアーでごまかすのが当たり前なのか。いままで私の数少ない経験でツアーのリザベーションを含めてただの一回も決められた約束が守られなかったことはなく非常に残念でしかたがない。4日間滞在していたのは相手には知らせてあるのでその後ホテルまで謝罪に来るかと思っていた淡い期待も裏切られて本当に気分の悪い出来事であった。 その上にこれははっきりとした証拠があるわけではないがその一日後にアマゾンドットコムとバイコムの非常に不愉快なオーダーメールが私宛にメールで送りつけられてきて一時はクレジットカードの不正使用かとどきりとしたが現地ホテルから直ちに日本のクレジット会社に電話して相談したところ私のクレジットが不正使用された形跡は無く、今のところはただの脅しのオーダーメールで一種フィッシングメールではないかとのことであった。 中身についてはそのままにして絶対にクリックしない様にとの注意を受ける。ついでにHonndoo River and Trailsのツアーを申し込むときにクレジット番号をネットでセキュリティのあるページで教えていることも伝えて私のクレジットを使う様なことがあっても受け付けないようにとお願いしたがこれは当座はたとえ不正使用でも一応は受け付けて後日救済できるとのことであった。 もしも今後私のクレジットカードが不正使用されても私が本当に使用していないことが証明できればその分は救済されるとのことであった。今の段階で私のクレジットカードを使用できなくする方法はあるがそうすると今度は私が旅行を続けられなくなるのでそれは出来ない相談で帰国後に前後処置を含めてカード会社に相談に行くことで電話を切る。 しかしながらビークルツアーが中止となったお陰でトーレーでの3日間をフルに活用してストライクバレー、グロスベナーアーチ、デビルスガーデンへ自分たちの車で行くことができそれはそれで大変貴重なビークルツアー以上の得るものがあったと思う。 今回未舗装路を走るのはデルタシティー近くのU-DIGフォッシルへの進入路、国道6号からの20マイルほどは最初から予定していた。その他には未舗装路を走る予定はなかったがダイナソア国定公園のエコパークロードは案内書を見たときから条件さえ良ければ行きたいと思っていた。実際に行ってみてビジターセンターで確認すると道路は乾いているので条件は良いし、入り口の所から道路を見た状況と普通の車のみならず大きなキャンピングカーまでが入っている状況でこれはゆっくり行きさえすれば問題ないと判断した。 それからこれは不幸中の幸いであるがトーレーでのビークルツアーが先方の都合で全てキャンセルとなりここで3日間の空きができたのでこれも予ていきたいと思っていたストライクバレー、グロスベナーアーチ、デビルスガーデンへの未舗装路とカテドラルバレーへの未舗装路も状況によっては可能かとそれぞれのビジターセンターで確認することとした。 ストライクバレーの道はキャピトルリーフ国立公園のビジターセンターで確認すると道路状況は良いそうで普通車でなんの問題も無いとのことであった。しかしカテドラルバレーの方は普通車では無理でやはり4輪駆動車であることが必須のようでこちらの方は行くのを断念した。 グロスベナーアーチへの道はコダクロームベイスン州立公園ビジターセンターで、デビルスガーデンへの道はエスカランテビジターセンターでそれぞれ聞いてみるといずれも道路状況は乾いていて普通車でもゆっくり行きさえすれば問題ないと確認した。 実際に走ってみるとこれらの道はいずれも昔の日本の舗装してない道と同じで道路が乾いてさえいれば別に問題なくスピードさえ出さなければ普通車で問題なく走れた。ただ雨が降って道が濡れてくると道路が泥沼化してくるおそれがあるので必ずビジターセンターで最新の情報を確認する必要があるのは確かだ。 最終日は一日運転をしなくてソルトレイクの町を歩いて観光した。今まで連日の運転は年寄りの身には思った以上に精神的な疲れを積み重ねていった様だ。もしもこれから先にこういった機会がもてるなら一週間に一日かあるいは半日でも休養日をもうける様にした方がいい様だ。今までの2回の旅行は初心者ということである程度楽な日を設定の時からもうけていてそれを忠実に実行してきた。今回も楽な日を設けるにはもうけていたが少し慣れてきた関係でもう少しここへ寄ってみようとかあそこへも寄ってみようとかで欲が出て楽な日も目一杯動いて運転していた様だ。事故になっては元もこもないので一週間に一度かあるいは疲れたなと思ったら早めに休むという初心を忘れていた様だ。 |