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直島、地中美術館 |
11月21日その二 |
犬島から直島・犬島アートシャトル便で引き返し、港から車に乗って地中美術館に向かい、駐車場に車を入れチケットセンターで入場券を購入。 入り口までは地中の庭を通って向かう。 入り口では係員がいて前方の打ちはなしのコンクリートの間を入ってくださいとの指示通り、広い通路の入り口らしい方を見送ってコンクリートの切れ間といった方がよい地中美術館入り口を入っていく。 館内は案内らしきものはほとんどないが地中ストアーまでは行くことができたが、さてここからが館内への入り口がわからず、一旦また1階まで上がり、また地下1階に降りてもう一度地中ストアーに入って、やっと館内への入り口がわかる。 迷いようがないはずであるがここが最初のキーポイントである。 ここからは迷いようがない、地下2階まで降りると、目の錯覚を利用して前方に見えるスクリーンに入っていくと、そこはかなりの広さがありその広さに驚かされるし、後ろを振り返るとそこにも仕掛けがあるという風にかなりこった造りである。 別の部屋では四角形の部屋で天井が吹き抜けとなっていて部屋の周りの壁にぐるっと付いているベンチに寝ころんで見上げると流れゆく雲が四角の切り取られた空間の中で行き過ぎていくのが見て取れる。 有名なモネの睡蓮の絵は靴を脱いでスリッパに履き替えて別室に入って行くと見ることができるようになっている。 ここには入り口と中に係員が待機して説明をしてくれるようになっている。 モネの睡蓮は淡い色調が特徴でその大きさには圧倒される。 元々は5点モネの睡蓮の絵が掛けてあったが1点は借り物であったため現在は額のみの展示となっている。 地下3階にある展示物は天井が吹き抜けとなっていて、天気の良い日は日光の差してくる光線の具合によって光と陰で作品が全く違って見えるということであるが、我々が見たときは光線の具合が良くなかったのか太陽光が差し込んでくるところは見ることができなかった。 この建物自体もアートで三角形あり、四角形あり、階段あり、斜めの通路ありで、複雑に入り組んでいて、全体を把握するまでは自分が一体どこにいるのか、ここを上がれば一体どこに出るのか、ここを降りてゆけばどこへ行けるのか、次の入り口はどこなのか判りかねる状態であった。 |