クマタカ午前の部
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 クマタカ午前の部。区長さんに教えてもらったところまで降りてきましたが本当にここでクマタカが出現するのかどうか確かな保証は何もありませんで少し待ってみて何も現れなければ元のところへ帰るつもりでした。
 ところが車をどこへ止めようかと思う間もなく早々に妻が何時もの”アッ!クマタカよ”の言葉に車を道ばたに止めてカメラを構えてファインダーをのぞき込んで見ますと間違いなくクマタカが私の目の前に悠然と舞っているではありませんか。おまけに何時もはすぐにどこかへ去ってしまうのに今回はどうしたことかまるで私を歓迎しているかのように何度も 頭上を舞ってくれました。その上に頂上近くの木にとまってこちらの様子を窺っているようでした。
 先日もこういう機会がありましたが先日と同じで見ることはできましたが撮影しようとしても私の望遠レンズの限界を超えて居るような距離でなかなかピントが合いませんで残念ながらとまっているところの撮影はクマタカと判るようには撮影することはできませんでした。しかし間もなく再び飛び立ち上空を何度も舞って頭上の稜線を越えて向こう側に消えていきました。
 先日のことと言い今回と二度も撮影はいいようにはできませんでしたが私の見えるところにとまってくれたのは私とこのクマタカとの 因縁を何か感じると勝手に思っている次第です。このクマタカは画像をつきあわせてみた結果、初列風切り羽根の7番目の先がかけているところが判定の根拠で今年になって既に二回見かけているものと同じであることが判りました。
 ここから先は私の想像ですが昨年もよく見かけたクマタカのメスと思われるような気がしてなりません。ところが事実は小説より奇なりと言いますがまさにその奇なることが午後この同じ場所で待っていたのですがそれは午後からのお楽しみです。
平成24年2月12日、大野川水系にて撮影。CANON EOS 7D SIGMA 500mm
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