C型肝炎で入院しました。ペグインタ−フェロン注射一回目 |
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3月7日、いよいよ今日からペグインタ−フェロンの治療が始まる。朝食後の飲み薬がいつもの3種類から一つ増えペグインタ−フェロンの効きをよくするためのリバビリンのカプセルを飲むことから始まる。そして、9時前にいつもの通り点滴をしましょうと点滴を持ってきたついでに、先にペグインタ−フェロンの注射をしておきましょうと、昔の予防接種の注射と同じ感じで肩のところにハイ注射ですといとも簡単に24本のペグインタ−フェロンの最初の1本の注射は終わりました。午前中はどうってこともなく、お昼も食べましてこれはなんてことはないと思っていましたら、昼食直後から何かからだがだるいことに気づき、体温を測って貰いましたら36.7度ありました。もう少し様子をみようとしているうちに体温はどんどん上がり3時過ぎには37.7度まであがり、主治医にその旨伝えて貰い、直ちに解熱剤が処方されました。お陰で夕方には熱も下がりそれとともに気分も良くなりました。ところが体温は下がったのですが今度は体がぽかぽかとしてきていつもは足が冷たくて必ずあんかをして寝るのですがこの時は全然必要がありませんでした。 3月8日(ペグインタ−フェロン注射一回目の2日目)、朝から夕方まで37.2度の微熱が続いて気分もあまりすぐれませんでした。ところが夜になって8時の検温で37.6度まで体温が上がりましたが気分が悪くないので解熱剤は断りました。ところが夜中の12時頃に汗びっしょりとなって目が覚め、体がぽかぽかと暖かい感じでこれは熱がまた出たのかと、看護師に来て貰って検温したところ、体温は36.3度でかえって体温は平熱近くまで下がっていました。トイレに行って体をさますとそのまま寝れそうで朝までぐっすりと寝ることが出来ました。初日に熱が上がったときには非常にしんどく身の置き所のないような感じでしたが、2日目は37.6度も熱があっても多少頭がふらつくかなという程度でした。ただ看護師に体はどんな状態ですかと何度も聞かれましたが副作用で現れる症状としてよくインフルエンザの症状といわれるそうですがせき・鼻水があるわけでもなく全く熱だけの症状で今までに体験したことのない状態で看護師さんに説明するに非常に困った。熱の上がっているときはもちろんのこと、熱の下がっているときも気分がすぐれないというかなにもする気がしない。これが倦怠感というものか。何しろペグインタ−フェロン治療の副作用という、今まで体験したことのないものなので看護師さんにどうですかといわれてもいずれの状態も曰く言いがたしで説明に困った。 3月9日(ペグインタ−フェロン注射一回目の3日目)、昨日は調子があまり良くなく洗面も歯磨きもしてなかったのですが、今日は気分良くいつもの通り出来ました。10時頃、先生の回診があり、今朝の血液検査の結果は肝臓の数値もだいぶよくなって、GOTは全く正常値となった、またGPTは正常値にかなり近くなってきているとのこと、また、幸い貧血の兆候も今のところ許容範囲で、治療はこのまま続けましょうとのことで、回復から完治の可能性が見えてほっとしました。ただ一つ心配なのは随時血糖値が朝食前が80前後、午後2時が200前後と以前と比べてだいぶ低くなっていたのが、ペグインタ−フェロンの治療を始めると朝食前が140、午後2時が330と元に戻った感じでこれ以上、随時血糖値が上がるようであればインシュリンの注射をしましょうと言うことであったが、これは後に一時的なものとわかる。検温で体調が良ければ風呂に入っても良いとの許可が出た。午後2時の定時の随時血糖値は昨日は一旦330まで跳ね上がりましたが今日は260で昨日と比べてだいぶ下がりホッとする。ついでに体温を測定、36.6度で若干高いものの体調も良いので風呂にはいる。3日ぶりの風呂で頭から足まで全身を洗ってサッパリする。しかしやはり風呂は疲れるのか風呂から上がって横になって一眠りする。夜は熱は出ず順調に寝ることが出来た。 3月10日(ペグインタ−フェロン注射一回目の4日目)、体温は昨日に続き上がらずホッとする。ただ気分は何となくすぐれずこれがペグインタ−フェロンの副作用の倦怠感というものか。午前7時の随時血糖値は89で、昨日と比べて元に戻ったようです。午後2時の随時血糖値も249で高めながらも安定しているとのこと。午後、回診があり数値がだいぶ良くなっているので、今まで毎朝200mlの点滴をしていましたが、明日からは点滴を中止しましょうとのことで、良い方へまた一つステップを一段階進んだ感じです。随時血糖値も安定しているので今のところインシュリンの注射は必要ないとのこと。 3月11日(ペグインタ−フェロン注射一回目の5日目)、昨日は何度もトイレに起きる。夜中に足がまたポカポカして気が付いたら足が布団の外に出て寒くなって目が覚めた。起きるまでは体が非常にだるく、熱が下がって最悪かなと思っていたが、起きればなんてことなく動くことが出来たし、食事もいつもの通り綺麗に平らげた。午前7時の随時血糖値は95、体温は36.4度。7時の随時血糖値は100を切ってくれれば最良、体温は36.4度と以前の35度台と比べると若干高めだがペグインタ−フェロンの治療が効いてウイルスを排除する抗体を造っている証です。問題は3月14日に第2回目のペグインタ−フェロンの注射をしますが、それが第一回目の時の副作用の症状と同じくらい出るのか、あるいはそれ以上になるのか、反対に2回目からは副作用がぐっと緩和されるのか、これは人それぞれの個人差があり、14日の2回目の注射後の状況が今後を占う大きな山となります。 3月12日(ペグインタ−フェロン注射一回目の6日目)、昨日はいつものように催眠剤を飲んで寝たが12時頃までは体や足がだるく何度もトイレに行き、今晩はこれは寝れそうにないと看護師に相談すると別の催眠剤を持ってきてくれる。この薬は良く効き朝6時までぐっすりと寝ることが出来ました。朝起きての感じはいつもと同じように、起きればどうってことはなく気分も悪くはありませんが、昨日のあの体のだるさ、足のだるさは何だったのか、また今晩も続くのか新たな問題がでてきました、これがペグインタ−フェロンの副作用なのか、あるいは全然関係なくたまたまそうなったのか、14日はまたペグインタ−フェロンの注射なのでおそらく違った症状というかおそらく7日目、8日目のような症状が出てくると思うので12,13日にどういった症状が出るかです。 3月13日(ペグインタ−フェロン注射一回目の7日目)、昨日はいつもの催眠剤を変えた関係か何度か目が覚めたが比較的順調に寝ることが出来た。体調もすっかり元に戻ったみたいで明日のペグインタ−フェロンの注射の2回目を待つのみです。 午後、回診があり3月20日に採血してウイルス検査のため採血した血液を外注で調べてもらう予定。外注の結果が判るのがしばらくかかる。その結果が良ければ今月末くらいには退院出来る予定。 |
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