COMPAQ6300Xはレンタル落ちを中古で購入しました。
1998年頃に購入したように思いますがPentium U 300Mhzでしたから、当時でもまあまあのスペックではあったと思います。
OSはNTWorkStation4.0で最終的にはSP6までアップグレードしました。メモリーは64Mに128M増設で192Mで使用していました。HDDは4Gに8Gを増設12Gで使用していました。
ところが、この内蔵ハードディスクがなかなかのくせ者で元々ついていたHDDはSCSIです。
HDDの増設はSCSIでは一切できません。外付けもSCSI HDDはできません。IDE内蔵ならできるのですがこれがまことにややこしい限りです。
元々の内蔵SCSIだけですと当たり前ですがこれがCドライブトなりますが、内蔵IDE HDDを増設しますとなんとIDEの方がCドライブとなり今まで起動していましたSCSI HDDはDドライブとなるのです。
もちろん、IDEの方にOSをインストールしているわけではありません。Cドライブを開いて見るとWIndowsのフォルダがありますのでOSが勝手に書き換えてIDE HDDから起動するように設定し直したものと思われます。これはこれであまり意識しなければ別にどうということはありません。アプリケーションのインストールもこのままでできます。
しかし、いったんOSが不調になってOSを再インストールするとかデュアルブートでLinuxをインストールしたいという時にはこのままではできません。
いちいちIDE HDDをはずしてSCSI HDDだけで操作をしなければならないのでまことに面倒です。しかし不思議なことにOSの再インストールなりLinuxのインストールなりが完了して、もう一度IDE HDDを接続すると、正常にNTはもちろんLinuxも起動できるのです。
こんな不便な状態でしたが、しばらくはメインのコンピューターの座を確保して良く動いてくれましたが、もう寿命が来たのか2002年末より調子がおかしくなりまして、Linuxの設定で何とかWindowsとのファイルの共有ができないものかといろいろいじっている内についに壊してしまいました。
BIOSの再インストールも考えましたが上記のような事情がありますのでこれもあきらめました。
|