2006年6月に、アメリカドライブ旅行(この詳細は『旅行の記録・写真集』の「アメリカ国立公園グランドサークル22日間ドライブ旅行」で)に行きました。それは確か8日目のことだったと思います。前日までメサベルデの史跡を見て回って、今日はモアブまでの移動の日です。一旦コルテスまで戻ってコルテスで北へ道をとり、途中でキャニオンランドのニードルスへ行ってみようと思いました。
キャニオンランド国立公園は北のアイランドインザスカイと南のニードルスと西にあるメイズの3カ所に分かれていますが、いずれの地区からも直接行き来できる道が全くありません。特にメイズについては完全にオフロードコースで普通の車は一切はいることができません。南にあるニードルスは景色の方は特別見晴らしが良いというわけではありませんが、有名はオフロードのコースが至る所にあるそうですが、その内で、もっとも有名なエレファントヒルのコースを是非見て、自動車で入るわけには行きませんが(4WDを借りてる訳けではないので)少しでも歩いて入ってみてみたいと思いました。
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今回妻とともに無事であったカメラ |
世界的に有名なオフロードコース「エレファントヒル」 |
ここを登っていきます。 |
その前にビッグスプリングスキャニオンへ行きまして、この展望台の駐車場へ車を止めてビッグスプリングスキャニオンを歩いてみました。ところが、これがもう少しで大事故になるような事態でした。少し前を私が歩いていて道というか、どこでも歩けるようなところですが、段のようになっていて2段ほど歩いて下って下の平らなところについて2〜3歩、歩いたところで妻があっと言ったので驚いて振り返ると、なんと一段飛び越して前のめりに倒れ込んでいるではありませんか。妻の右手に持たれていたデジタルカメラは1m位先に放り出されています。一瞬カメラと妻とが目に入りましたがカメラはそのままにおいて妻のそばに駆け寄り大丈夫かと声をかけました。幸い膝を多少擦りむいただけで捻挫・骨折はなかったみたいでまことにほっとしました。
それから、先ほどのカメラに向かい取り上げてみました。見た限りではカメラに損傷はありませんが何しろ相手は精密機械のことです。大丈夫に見えても壊れていたり、あるいは映ったとしてもピントがぼけていたりするかもしれません。試しに2〜3枚撮影してみまして再生してみましたが、液晶画面で見る限りどうも不具合はおきてないようです。
妻が転んだときに確か1mは放り投げているはずです、しかもカメラの角のところにはっきりとそのときの擦り傷まであります。しかしそのような状態でも一寸の狂いもなく元の通り全く正常に動作しているようで、その頑丈さにはまことに驚嘆しました。これが今までの精密機械の一眼レフのフィルムカメラであれば先ず100%壊れているのは間違いありません。
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ビッグスプリングスキャニオン駐車場 |
ビッグスプリングスキャニオン展望台 |
この先で事故に遭いました。 |
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