IBMeserverのメモリー増設について
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IBMeserver xSeries 206
IBMeserver xSeries 206
 悪戦苦闘のLinuxですのところでありますように自宅サーバー用としてIBMeserver xSeries 206 Type 8482を購入しました。購入時にメモリー256Mのものを購入したため、vinelinuxをインストールしてサーバ−として使用していてたびたびフリーズしますのでこれはメモリーが少ないのだと自己診断しました。

 そこでIBMのサポートセンターに電話してメモリーの増設はどうしたらよいか聞いてみました。ところがその答えがまことにふるっていまして、私が購入したxSeries 206のメモリーは『もう既に生産されておりません。』とのことです。それでは他のメーカーのものでも代用できますかと聞きますと『他のメーカーのものは一切使用できません』とのこと。それではメモリー増設はどうすればいいのですかと再度お尋ねしますとその答えがまたまたふるっていまして『市場に流通しているものを探していただく以外には方法はありません』とのことでした。
純正256M メモリー
純正256M メモリー

 これはもう自分で解決するしかないと電話を切りましてしばらく頭を冷やして考えてみました。そこでハタと気がついたのが、自作機のAthlonですがこれにはメモリーを512Mを4枚つけてメモリー総量が2Gありますので、試験的にこの2枚をIBMの方につけてみようと思いました。ただし、IBMのメモリーは同じ規格ですがランクが上のエラー訂正コード(ECC)付きですのでうまく認識してくれるかどうか大変不安でした。

 ところが実際につけてみるとピープ音が2度なりますので、全く正常というわけには生きませんが、10月に取り付けて4ヶ月近くなりますが今のところ正常に稼働しています。そこで取扱説明書を探し出してメモリーモジュールの取り付けについてというところをよく読んでみますと『ご使用のサーバーは業界標準のPC2700およびPC3200 ダブルデータ速度(DDR)のデュアルインラインメモリーモジュール(DIMM)をサポートします。』とチャンと出ているではありませんか。また別の項目のところでは『エラー訂正コード(ECC)DIMMを持つ2.5Vの、184ピン、ダブルデータ速度(DDR)、PC2700またはPC3200の、バッファーされてない同期ランダムアクセスメモリー(SDRAM)のみを取り付けます』とあり、どこにもIBMの製品でないといけないとは書いてありません。

 しかし現在取り付けているのは規格はほぼ同じですが、エラー訂正コード(ECC)がついていませんのでお金が出来たら早めにメモリーを購入し、いまつけているメモリーは元に戻して自作機のAthlonの方へセットしたいです。これは余談ですがこのエラー訂正コード(ECC)がついているメモリーはかなり割高で、高いものは通常のものより4倍から、安いものでも倍くらいします。

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