所得税の電子申告について
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 2007年の10月に税務署から所得税の申告についてインターネットからできるようになりましたのでいかがしますかという案内が封書でありました。
 前からインターネットでの申告については興味を持っていましたので、できれば説明会を開いてもらいたいとアンケートの回答を出しておきました。11月に前年の所得税の申告が間違っていたので至急に修正申告をしてもらいたいとの依頼がありましたので税務署で修正申告をしました。その際にインターネットでの所得税申告について聞きましたところ簡単ですから是非インターネットからの申告をしてくださいとのことでした。そしてまず一番の手続きとして「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」なるものを必要事項を書き込んで提出してくださいということで件の届出書を渡されました。帰ってインターネットで調べてみると、この届出書なるものはインターネットの国税局のページにもあり、しかもインターネット上で書き込んで提出も送信でできるようになっていましたので早速に書き込んで提出しました。

 12月の始めになって税務署から「電子申告・納税等に係る利用者識別番号等の通知書」なるものが送付されてきまして公的個人認証サービスの電子証明書をとって2月末までにインターネットで同封のソフトをインストールした上で手続きをしてくれとのことでした。
 電子証明書は色々と問題はありますが、市役所で住民基本台帳カードの交付を受け、このカードに電子証明書を格納してもらうのが価格的には一番安いみたいです。そこで市役所へ電話して聞いてみると住民基本台帳カードは本人が行けば身分を証明できる免許証があれば簡単にとれ、電子証明もその場で直ぐに取れるとのことでした。市役所へ行って1時間ほどで住民基本台帳カードとそれに格納された電子証明書を簡単にとることができました。あとはカードにアクセスするためのカードリーダーが必要です。これは電気店に行って市役所でもらった説明書の中に
デバイスマネジャーで確認
デバイスマネジャーで確認
あるカードリーダーのメーカー、型番を指定して注文しました。1月中旬には来るとのことで取りあえずは待つことにしました。

 年が明けて1月中旬になってカードリーダーが来ましたのでパソコンに繋ぎ、ドライバーを入れてカードリーダーを認識させました。このカードは認識させただけでは駄目で市役所から貰ったCDで公的個人認証サービス利用者クライアントソフトをインストールして初めて使えるそうです。ところがこの公的個人認証サービス利用者クライアントソフトをインストール途中に、登録する証明書のフィンガープリントと市役所から貰った書類に書いてある値が同じものであるのを確認するとのことでしたがなんとこの値が違うのです。これではインストールできる訳がありません。

 そこで書類に書いてある問い合わせ先電話番号なるものに電話してみましたところ、これまた驚いたことにこの電話は現在使われていませんときました。そこで市役所に電話して係の人に聞いて、またまたびっくりで”フィンガープリントの値があわないのですが”といいますと係の職員が”そう言えば最近フィンガープリントの値の真ん中あたりに9の数字が入るそうです”とのこと。場所を確認し
電子申告ソフトです
電子申告ソフトです
て全部の英数字を復唱して間違いないことが判り公的個人認証サービス利用者クライアントソフトをインストールすることができました。

 全くの市役所の係の職員の怠慢で使用されてない問い合わせ先の電話番号を訂正もせずそのまま載せているばかりでなく、一番肝心のフィンガープリントの間違った値を(例え一字違いにせよ)これも判っていながら平気で訂正もせず載せている神経はさすが公務員だと感心しました。

 あれこれありましたが、税務署から貰ったCDで国税電子申告・納税システム利用者用ソフトウェアをインストールし、登録をすませた後、利用者識別番号と仮の暗証番号を使い、自分用の暗証番号に変更して取りあえずはソフトのインストールは完了です。

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