2008年1月中旬に、自宅のパソコンにカードリーダーを接続、市役所から貰ったCDで公的個人認証サービス利用者クライアントソフトをインストール、税務署から貰ったCDで国税電子申告・納税システム利用者用ソフトウェアをインストールし、登録をすませた後、利用者識別番号と仮の暗証番号を使い、自分用の暗証番号に変更して取りあえずはソフトのインストールと電子申告するための環境は整いました。
1月24日に税務署でetaxの説明会がありまして、2月16日からの確定申告の会場で実際のパソコンを使用してetaxでの確定申告の仕方を教えてくれるということで、2月19日の3時から4時を予約しました。
ところが『C型肝炎闘病記』のところでの通り、2月6日より緊急入院となりました。何にしましても確定申告はしなければならないので、担当医にお願いして予定通り2月19日に外出の許可をもらいました。それまでに医療費とか年金の通知書とか生命保険、火災保険、国民健康保険、とかの必要書類を妻に整理するように頼みました。特に医療費は個人別、病院ごとに計が必要ですのでこれも頼みました。
2月19日、当日に家に寄ってetax用の必要書類と確定申告用の書類を持って会場へ行きました。会場は大勢の申告者でごった返していましたが、etaxでの申告はほとんど無いような様子でした。受付で名前を告げてパソコンの前に座るとさすがに緊張しました。係の人の言われるままに入力して、ここからは実際の送信になりますからということで教えては貰ったのですが、この時すでに果たして家に帰って教えて貰った通りに出来るだろうかとの疑問がありました。
それからこれは最大の疑問点ですが説明会でのパンフレットにも書いてありましたが、作成したデータが持ち帰りが出来ますのでフロッピーディスクを持参してくださいとのことでしたが、実際は作成したデータはフロッピーディスクには一切保存が出来ませんとのこと、実際に保存をしようとしてもエラーが出て保存が出来ませんでした。
早々に帰宅してパソコンの前に座って、教えて貰った通り、やりかけましたが、案の定でなかなか前に進みません、病院に帰る時間が迫ってきたこともあり、さっぱり出来ずこの日はあきらめました。病院に帰って担当医にもう一度行きたいので、次の2月26日の月曜日に予約を取りたいので外出したいとお願いしましたら、度々の外出は困りますといわれましたが、確定申告もしなければならないので是非にということで認めて貰いまして、翌日には税務署へ電話して26日の2時からの予約をしました。
2月26日は病院で朝食を済ませると、早めに帰宅させて貰いまして、早速パソコンを立ち上げて国税庁のホームページへアクセスし、先日教えて貰ったことを思い出しながら、確定申告書を作成して印刷も済ませて、もし今日教えて貰って、自宅でのetaxでの送信が出来ないようであれば、いつでも書類での提出が出来るようにしました。
昼過ぎに、会場に行きましてもし今日教えて貰って、帰宅して家のパソコンでできなければこれで提出しまますがと、できあがった確定申告書を見せますと、それが出来るのであれば必ず出来ますから、ここで作成して送信までをしましょうということで、できあがった申告書を見ながらまた一から打ち込みまして言われる通りにしましたら、エラー無く送信まで出来まして、今年は何とかetaxを完了することが出来ました。
しかしながら、よく考えてみて来年自分一人で家のパソコンで同じことをやってみて確定申告書の作成までは出来ても、その先の送信が出来るかというと、その手順が未だに思い出すことが出来ません。あるいはその場で順々に入力していけば出来るかも分かりませんが、果たしてそれで良いのかエラーが無くて送信できればいいのか、何を送ったのかが全然確認できない不安があります。
当初、エクセルかPDFフィルのようなものを添付して送るのかと思っていましたら全然違います。送信したものがどのようなものか、果たして正しいものかどうか、一切確認する手段がないのです。唯一送信した後にエラー無く送れましたと言う画面が出てきて、これを印刷して添付書類とともに郵送すれば良いのですが、たとへ入力が上手くできて最後の送信まで上手くいったとしてもこれでは何とも不安です。 |