クロユリの花が咲きました−−−(5月2日)
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昨年6月にマイカーで北海道一周のドライブ旅行をしました。北海道はいろいろ行きたいところがありすぎて目的地を絞るのに苦労しました。そこでいっそのこと北海道の海岸線を一周するのはどうかなと思い海岸線をできるだけ忠実にドライブしようと決めました。

 海岸線だけでは物足りないので何カ所か内陸の方も候補をあげて計画しました。その中で普段から聞いている美空ひばりのCDの中に美幌峠という歌がありますが、私はこの歌が大変気に入ってCDからMDにコピーしてカーステレオで聞いていまして、北海道へ行くならこの美幌峠は是非行ってみたい観光地の一つにと心に決めていました。

 6月26日朝、美幌のユースホステルを出て、宿で教えてもらった神の子池をみて、裏摩周へ上がり裏摩周からの摩周湖を眺め、硫黄山をみて、川湯温泉を通りいよいよ美幌峠に向かいます。もちろん今日の音楽は朝から美空ひばりの美幌峠がずっとかかっています。

 道は屈斜路湖の東岸から南岸を回って屈斜路湖を半周して美幌峠へ上がっていく道へと続いています。今日は朝からお天気も上々で峠からの展望も期待されました。ヘアーピンカーブを上がっていくと段々視界が開けて今まですぐ傍に見えていた屈斜路湖が眼下に見えるようになると峠は近くなりました。

 駐車場に車を止め最後の登りは歩きとなりましたが、展望台からの眺めは素晴らしいものでひばりの美幌峠とともに忘れられない思い出となりました。クロユリは展望台から降りてきたところにあった売店に寄ってここで販売されているのを買いました。

 前置きが大変長くなりましたが、スーパーで販売しているユリ根と何ら変わらない状態で、私はおそらく咲かないだろうから買うのを止めた方がいいといいましたが、妻のたっての希望で購入しました。10日ほど後に岡山へ帰ってから、鉢植えにしましたが案の定、昨年は芽が出ませんでした。私はそれみたことかと思いましたが、妻は辛抱強く何も出てこない鉢に水をやっていたらしいです。

 一冬越してこの3月にふとみるとどうも鉢の中心の土が盛り上がっているではありませんか。これはひょっとすると芽が出てくるかもしれないと、それからは一番いい場所に移して毎朝みていましたら芽が出てきました。最初は葉っぱばかりのようでしたがその内中心部分に蕾らしき物が着いているではありませんか、それも4つも着いてそれが日に日に大きくなってきまして5月2日にはその内の2つの蕾が咲きました。
写真集、クロユリの花が咲きました。

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