我が家の無線ランが『ESSID−IDステルス機能』とか『MACアドレスフィルタ機能』のセキュリティ対策をすると使えなくなるみたいです。これらを解除してオープンにすると、ノートパソコンからのアクセスができますが、これでは隣近所から我が家の無線が届く範囲であれば、誰でも我が家の無線ランにアクセスすることができ、IDやパスワードを盗まれるおそれがあります。オープンにしたまま使用するわけにはいきませんで、取りあえずはセキュリティー対策をして無線ランを使えなくしていました。
このままでは何のためにAterm WR7600Hを買ったのか分かりません。そこでまたNECのサポートセンターで事の次第を話して、設定の仕方がどこか間違っているのか聞いてみました。サポートセンターの係員が言うのには、可能性があるとすれば『MACアドレスフィルタ機能』の設定でMACアドレスを間違えて登録している事であろうと言うことでありました。しかしMACアドレスはノートパソコンのDOSプロンプトで c:\ipconfig/All でチャンと調べて何度も確認をしているので間違えないよう入力していると言いました。
それではと言うことで『MACアドレスフィルタ機能』を使わずに暗号化キーを使う方法を教えて貰いました。それはAterm WR7600Hのクイックウェブ設定で『詳細設定』の『無線LAN側設定』をクリックして『暗号化』のところで『暗号化無効』となっているところを『WEP』に変更して、『暗号強度』は”64bit”そのままで、暗号化キー1番のところに5文字以内で英数字の暗号化キーを入力して『設定』、『登録』で再起動してAterm WR7600Hの設定は取りあえずは完了です。
こうしておいて、今度はノートパソコンを立ち上げ、ワイヤレスネットワーク接続のプロパティーのインターネットプロトコルのプロパティーでIPアドレスを自動的に取得するにチェックを入れ、その下のDNSサーバのアドレスを自動的に取得するにもチェックを入れて一旦OKでワイヤレスネットワーク接続のプロパティーを閉じる。
次は同じく、ワイヤレスネットワーク接続のプロパティーでワイヤレスネットワークを開き『Windowsを使ってワイヤレスネットワーク設定を構成する』にチェックが入っているのを確認して、その下にある『優先するネットワーク』の中にあるネットワーク名を一旦すべて削除する。こうしておいて、ネットワークの接続を表示して『ワイヤレスネットワークの一覧を最新の状態に更新』をクリックすると目的のネットワークが見えてくるので、これに接続してこれをクリックすると先ほどの暗号化キーを要求してくるので、入力すると無線ランが使え、ネットワークに繋がる事が出来るようになりました。
ところが、これではネットワークの中だけのアクセスのみでインターネットにつなげるためにはAterm WR7600Hの裏側にありますディップスイッチをHUBモードに設定する必要があります。まずAterm WR7600Hの電源を引っこ抜いて(ディップスイッチを入れ直す場合は必ず電源を抜いた上で操作する必要があります。)電源を落としてからディップスイッチをHUBモードに設定し、電源プラグを入れ直し、その上で、さらにリセットスイッチを入れて、Aterm WR7600Hを再起動させて、初めてHUBモードが有効となり、ノートパソコンからインターネットにアクセスすることが出来ました。
NECのサポートセンターによると、これでもセキュリティー対策は十分で見えているワイヤレスネットワークには確かに『セキュリティー対策がなされています』と表示されています。もう少し完全を図るのであればクイックウェブ設定で『詳細設定』の『無線LAN側設定』の中で『ESSID−IDステルス機能』にチェックを入れて、これを有効にすれば外からはワイヤレスネットワークが見えなくなるそうで、後日こちらの方も挑戦してみたいと思います。 |