68.クロハダカにしてやりました。
もとへ
トップへ
 14,5年前だと思いますが英会話の勉強をしたいのだがと、相模原市にいる弟に相談したところ、英会話はとにかく英語を聞き流すに限ると教えられ、それから暇があったら英会話を聞いています。3000時間聞くと何とか喋れるようになるとのことだったのですが、もうたぶん3000時間以上は聞いていますがさっぱり上達しません。

 喋る方はさっぱり上達しませんが聞き取りの方は何度かの海外旅行の実践で未だわからないところは多々ありますが一部だけですが何とかわかるようになったと思っています。最近はあまり上達しなくても歳が歳だけにボケ防止をかねて上達の方はあきらめて一生聞くだけでも聞いてみようと思っています。

 最近聞いているものにシャーロックホームズの探偵もので日本語と英語を交互に聞くもので物語になっているので非常に聞きやすくなっているものを聞いています。この中に真に奇妙な日本語が出てくるのにハタと気がつき、そこのところを気をつけてよく聞くようにしました。

 それが表題にあります”クロハダカにしてやりました。”という一文です。最初はなんのことかサッパリわからず日本語の文章をつなげても理解できませんでした。

 この物語はイギリスの大富豪が実はオーストラリアで追いはぎ強盗をして金塊を奪って金を作ったという設定ですが、その追いはぎ強盗のときに警護の警官とやりあう件で”4頭もクロハダカにしてやりました。”といっているのです。

 実はこれは私の耳が悪く正確には”4頭も鞍裸にしてやりました。”といっているということにハタと気がついて、ことの次第が解ってきました。ということは英語からの日本語訳が直訳で”鞍を裸にしてやる”ということは4頭の馬にそれぞれ乗っている4人の警官を打ち落としてやったということだとやっと理解できた次第です。

 そんなこんなで解らない理解しがたいことでも何度も聞いている内にある程度理解できるということが解りましたが、肝心の英会話の方はなかなか進歩しませんが、今日もまたパソコンを前にして英会話を聞いているこのごろです。

もとへ
トップへ