今日の午後の散歩はいつもの駅前と違って畑へ行こうと決めていました。畑は我が家から北の方角で町中の北へ向かう道ならどれをとっても行くことが出来ますが、その中で今日は旭川の川沿いに後楽園まで行き月見橋をわたって南門を入って後楽園の中を通る道に決めて我が家を出ました。
我が家を出て直ぐに交差点がありこの交差点を川沿いの方へわたって旭川沿いに北へお城の下を後楽園へわたる月見橋に出る土手沿いの道へと出ます。ところがこの交差点を渡って北へ行ったところで北から来た軽自動車が道の真ん中でエンストを起こしたのか動かなくなり後に車が数珠繋ぎになっています。運転手はセルモーターをグルグルと音を立てて回していますが一向にエンジンは掛かりません。その内、運転手は外に出て車を押そうとしていますが、一人では自由になるものではありません。
これは手助けがいると思い車に近づいて運転手に押しましょうかと声をかけました。そうするとその後に運転手から出てきた言葉にあっと驚きました。それは”ガソリンが無いようなのでガソリンスタンドまでお願いします”とのことでしたが、確かにガソリンがなければガソリンスタンドまで行ってほしい気持ちはわかりますが、あくまでも善意の気持ちでと言うことで車を道の端に寄せるまでだけにして貰いました。
車に乗っていてガソリンが無くなるまで走り続けること自体が無茶な事なのに、たまたま善意で押しましょうと言ってきた通行人にガソリンスタンドまで押してくれとは無神経にもほどがあるように思いました。お蔭で折角良いことをしたのに、この日は一日このことで善意について色々と考えさせられました。 |