RAID5を組んでいました自作4号機のRAIDが不調となりました。ハードディスク4台でRAIDを組んでいましてOSも一緒にインストールしていましたのでこの際やり変えようと思いました。
OSは単独でハードディスクにインストールしてデータ用のDドライブにRAIDを組むことにしました。一旦すべてのハードディスクのRAIDを解除して電源を落とし、ハードディスクを全てはずしました。一台のハードディスクをSATAに接続してこれにOSをインストールして後に、3台のハードディスクをRAIDのSATAに接続、これを認識させるためにマザーボードについているCDからSilicon image RAID driverをインストールしました。
RAID5は組み込むことができましたがこの時からIDE接続していましたデータ用ハードディスにアクセスができなくなりました。RAIDのハードディスクをはずしてみましてもアクセスどころか今度はOSが立ち上がらなくなりましたのでデータ用のハードディスクははずしました。
データ用のハードディスクにはもちろん今までのデータが入れてあります。アクセスできないとなると大変なことになったと一瞬頭が真っ白になりました。
落ち着きを取り戻してよくよく考えてみましたら、以前にもアクセスできなくなったハードディスクにLinuxでアクセスしてデータを回復させたことを思い出しました。
そこでWEBサーバー用のパソコンを電源を落として、現在ついているハードディスクを一旦すべてはずし、あいているハードディスクをLinux用にマスターで、データ用ハードディスクをスレーブにしてVineLinux3.0をインストールしました。インストール途中でデータ用ハードディスクを認識していましたのでデータの回復はできる確信はありました。
Linuxのインストールだけではデータ用ハードディスクにアクセスできません。データ用ハードディスクにアクセスするためにはマウントを設定する必要があります。
Windowsファイルにマウントする場合に
いずれの場合もsu −でroot権限を得てから
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windowsがfat32の場合
#mount -r -t vfat iocharset=utf8,codepage=932 /dev/hdb1 /mnt/winxppro
hdb1と/mnt/winxpproの winxpproのところはご自分の環境に合わせてください。 |
windowsがntfsの場合(ただしこの場合はカーネルが対応してないと不可)
#mount -t ntfs -o iocharset=utf8, uid=500 /dev/hdb1 /mnt/winxppro
hdb1と/mnt/winxpproの winxpproのところはご自分の環境に合わせてください。 |
これでデータ用ハードディスクからLinuxへデータを移すことはできました。次はSynapticパッケージマネージャーでsambaをインストールしてSWATでsambaを設定すればWindowsからLinuxにアクセスできて無事にデータの移し替えができました。
しかし、Linuxではちゃんと見えていました日本語がsambaでWindowsに移し替えるときに文字化けでさっぱり訳がわからなくなりました。が何とか推量して元に戻すことができました。 |