38.Linuxで自宅サーバーを立ち上げる大まかな手順 |
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Linuxで自宅サーバーを立ち上げる大まかな手順は 第一は契約のプロバイダが自宅サーバーを認めているかどうかです。一部ケーブルテレビの場合は駄目だということもあるらしいです。 第二はドメインネームが必要です。 (1.)固定のIPアドレス(いわゆるドメインです)をとる。 (有料です) (2.)無料のダイナミックDNSを利用する。 以上のどちらかが必要ですが私の場合は(2.)の無料の方です。 (参考までにアドレスは http://www.mydns.jp/ こちらです。 登録をすれば無料のドメインが使用できます。) 無料ドメインはYAHOO等で検索すればありますので御自分の 好みで選ばれたらいいと思います。 第三はサーバーとなるパソコンです。これはホームページを作成するパソコンとは別の方がいいです。あまり高性能でなくて昔のペンティアム 3でも十分ですしもっと性能が低いパソコンでも大丈夫なようです。 (メーカー製ではなくてショップのオリジナルの方がいいみたいです) 私はペンティアム3 800Mhzを使用しています。ハードディスクも大きくなくていいと思いますが配信するものが動画が主体のサーバーということであればできるだけ大きい方がいいでしょう。 第四はOSを何にするかです。私はWindowsのサーバーは攻撃されやすいとか踏み台にされやすいとか聞きましたのでLinuxにしています。最近はWindowsXPもかなりLinuxのサーバーを意識して攻撃されないようにSP1からSP2にアップグレードするとか、Windows updatをかなり頻繁にしてセキュリティーはしっかりしてきていると思います。 Linuxもいろいろあります、有料もありますし無料もあります。私は無料のVineLinux3.1をインストールして使っています。 他に無料の物はFedoraCoreとかこれも検索で無料のLinuxで検索すればいろいろと出てきます。ただ、初めてですと手順とか設定がありますので本屋でCD、DVDが付いたLinuxの本を買うことをお勧めします。 第五はapacheの導入ですがvinelinux3.1はディフォルトでWEBサーバーが立ち上がるようになっています。 第六はWindowsとネットワークを組む必要があります。LinuxにsambaをインストールしてWindowsで作成したWEBページをLinuxサーバーにコピーできるようにします。 第七はルーターのポートの開放です。 第八はこれはサーバーが立ち上がって運用上の問題ですが無料のダイナミックDNSの場合はIPアドレスが固定ではありません。従ってIPアドレスが変化しても、その度に自分に割り当てられたIPアドレスをDNSサーバーに教えて、ちゃんとIPアドレスの変更をしなければならないのです。 このIPアドレスの変更を教える方法としてはメールとかいろいろ方法があるらしいですが私はDICEを使用しています。 詳細はこちらをご覧ください。 大体以上のようなことですが毎月のコストは、無料ドメインであればサーバーのパソコンをつけっぱなしにすることで電気代が数百円上乗せになる位です。 それと初期費用でパソコンが一台余分にいることとLinuxの本代、LANカード、LANケーブルがいる位です。 簡単にはできませんが、一つ一つ手順を踏めば難しいところはありません。。 |