26.VineLinux3.0をインストールしました
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 現在2台のPCにFedoraCoreをインストールして交代でウェブサーバーにしていますが、この内の1台にVineLinux3.0が出ましたのでインストールしました。

 VineLinux3.0のインストールはまず最初のlanguage selectionでjapaneseを選んで次へ、キーボードの設定はデフォルトのままで次へ、マウスもデフォルトのままで次へ、インストールの種類はデフォルトのフルインストール(フルインストールでも15分でインストール出来ます。)で次へ、ディスクパーティション設定でもデフォルトのインストーラが自動的に設定を行うのままで次へ、自動パーティション設定も既存のFedoraCoreのパーティションを削除のデフォルトのままで次へ、警告が出ますが「はい」を選ぶとディスクの設定が出ますのでこれでよければ次へ、ブートローダの設定もデフォルトのままで次へ、ネットワークの設定も後で変更しますがここは一応デフォルトのままで次へ、タイムの設定はアジア/東京を選んで次へ、次はアカウントの設定でrootのパスワードとユーザーの設定とパスワードの設定をして次へ、グラフィカルユーザーインターフェースの設定もデフォルトのままで次へ、これでインストールの準備が出来、次へを押すとインストールが始まります。インストールは15分間くらいかかります。インストールが終わるとモニターの検出で自分のモニターにあわせて設定、Xのカスタマイズはデフォルトのままで次へ、これでインストールが終了して再起動されてVineLinux3.0が立ち上がります。

 VineLinux3.0はデフォルトのままでapacheが起動してウェブサーバーが立ち上がっています。

試しにmozillaブラウザを起動してURLに

http://127.0.0.1/と入れてenterキーを押しますと

/home/httpd/htmlにありますテストページを見ることが出来ます。後はネットワークの設定、とデフォルトではsambaがインストールされていませんのでsambaのインストールをしなければなりません。

 まずネットワークの設定ですがIPアドレスをDHCPで設定しているのを手動で設定し直します。この辺の所はserver1,2で詳しく説明しています。

 つぎはsambaのインストールですがvinelinuxにはパッケージ管理ソフトSynapticというのがありますのでこれを起動してパッケージリストを更新します。
SystemEnvironment/Daemonsにありますsambaとsamba swatをインストールします。ついでにSystem/ToolsにありますWebminもインストールします。このWebminはウェブサーバーやFTPサーバーなどの各種サーバーの設定が出来るそうですがこれはこれから勉強して行きます。
 sambaのインストールが出来ましたら、ネットワークの設定を起動して、全般をクリックしてホスト名の所にwindowsで見える名前を入力します(localdomainを消して)。DNSをクリックしてドメイン検索の所へ同じ名前を入力して追加をクリックします。DNSサーバーはデフォルトゲートウェイの192.168.0.1と入力します。これでネットワークの設定は終了で一旦PCを再起動します。
 次はアプリケーション、システムツールのsambaの設定をクリックしてswatを立ち上げます。

 まず全体設定でwindowsと同じワークグループ名にします。次はパスワードでsambaユーザーの名前とパスワードの設定をして動作状況で

ファイル共有デーモン(smbd)とネームサービスデーモン(nmbd)を起動または再起動させればこれでwindowsからlinuxへアクセス出来ます。共有の設定は特別なことがない限り、デフォルトのままで良いと思います。

 これでwindowsからlinuxへウェブページがコピー出来ますのでこれを/home/httpd/htmlにコピーすれば自宅ウェブサーバーとして公開することが出来ます。

 VineLinuxのいい点はファイルが小さいためインストールの時間が短くて済みます。標準で日本語が使えるためウェブページの文字化けの心配がありません。
Fedora CoreでもRedHatLinuxでも文字化けでは非常に苦労しましてあれこれ試行錯誤をしましたがVineLinuxはその心配がありません。

 

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