12月5日、朝7時に食堂へ行くと、私たちよりも1日早くベイル入りした有名なスキーの先生率いる5人の日本人グループと一緒になった。
一番若い男性が50歳で、後3人のご婦人はいずれも70歳を過ぎていて、50歳を過ぎてから先生に教えて貰ってスキーを始めたとのこと、スイス、フランス等世界中のスキー場を滑っているとのこと、日本ではシーズンになると月2回は信州、北海道と遠征しているとのことでうらやましい限りであった。
(後日、一緒に滑ってそのすばらしい滑りにまたまた感嘆したのだが)
私たちは大森さんとライオンズヘッドへ、スキーを借りゴンドラで頂上へ。
午前中でスキーは切り上げ頂上のレストランで遅い昼食を済ませゴンドラで降りる。
昨日は、夜に迷った関係で少しは街並みを把握しようと、着替えて町を歩いてみることにするが疲れが出たのか、少し歩いただけで心臓がパクパクする感じでそうそうにホテルに引き上げる。
今日は外での食事をあきらめホテルのルームサービスを頼むことにするがこれがまさか悲惨なことになるとは神のみぞ知るであった。
ルームサービスのメニューを見て適当に注文(価格は非常に安かった、昨日の5分の1)確かチキンとピザだったように思う。
来たものを見てびっくり、確かにチキンとピザであったが、チキンは丸ごと1匹・ピザは6人前はあるかと思われる巨大さ、しかも味付けはケチャップだけの大味なもの、料理を目の前にして妻とおかしいやら、腹が立つやらであったがとにかく食べることにする。
案の定チキンを少しとピザを一切れずつ食べてばったりと箸が進まなくなった。
翌日、大森さんの紹介で、ベイルスキー場と同じ経営なのでリフト券が無駄にならないからとビーバークリーク行きを進められインストラクター付きで行くことにする。
バスで20分程で到着、着いてみてびっくりで、こじんまりとした町並みながら箱庭のようにきれいに整備された町で、スキー場へ上がる階段にはなんとエスカレーターが併設、エスカレーターで上がれるようになっていた。
スキー場自体はベイルよりもだいぶ小振りではあったが、私には十分楽しめた。
今回のビーバークリークへは先日の日本人グループも一緒で、日本ではとても一緒には滑れないような偉い先生とご一緒させて貰った。
グループの生徒の方とも何回か滑らせて貰ったが、とても70歳とは思えないきれいな滑りで、私の我流の滑りが恥ずかしい限りであった。
とにかくビーバークリークは高級で、すこしウインドウショッピングをしてみたが500万円の毛皮のコートがさりげなく飾ってあって、妻をその前から立ち去らせるのに一苦労した。
ベイルでもウインドウショッピングをしたが主に高級毛皮店が多く土産物屋もあるがだいたいが高そう。
ベイルではTシャツを若干買っただけで土産はサンフランシスコで買うことにする。
ベイルはアメリカの高級リゾート地で、治安は大変良く、昼はもちろんのこと夜遅くまでぶらぶらと歩いていても少しも不安がありません。
又街の人々も大変人懐こく、親切です。
ホテルを出てすぐのシャトルバス乗り場の近くにアイススケート場がありますが一度中へ入って見ていましたら、係りの人が来て親切に話しかけてきて、丁度氷を削って掃除するマシンが動いていましたがそのマシンの名前をいっているらしいと言うのは分かりましたが後の説明はさっぱり分かりませんでした。
しかし、一生懸命説明してくれていることだけは分かりました。
帰りがけにサンキュウだけは忘れませんでした。
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