12.ヨセミテ国立公園
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 朝、部屋で昨日のクラムチャウダーとコンビニで買ったジュース、牛乳で朝食を済ませ、7時半少し前に荷物を持ってロビーに降り、預ける荷物、スーツケースとバッグ計3ヶを預け明日の晩には必ず帰ってくることを拙い英語力で伝えて、一応チェックアウトする。
 ロビーで待つうち、ホテルマンがきれいな声で”カリホルニアパーラーカー”と到着を告げてくれる。

 乗ってみて驚いたが日本人のみの我々を含めて5人のグループだけで(一人は28才の男性で、もう2週間もニューヨークやらあちこち回ってきたよし、2人は女性の友達同士で、1人はこの後ニューヨークーの友達の所に2週間滞在する、
1人はこの後は直ぐに日本へ帰るとのこと。)
 車は大きなバスでトイレ付きということであったが、実際は8人のりのミニバンとのこと、
全くアメリカ流のご都合主義にはあきれる。
 しかし、英語の全く分からない我々だけではどうしようかと不安であったが、女の子2人は英語が出来ないと言いながらもかなり分かるみたいで、要所要所で今後かなりお世話になった。
 
 4時間かかりヨセミテ国立公園に到着、アワニーホテルの豪華な昼食を食べる、バイキングであるが料理の品数は豊富で肉、魚、鶏肉等メインエントレは言うに及ばずサラダ、スープ、デザート等豊富で腹一杯食べた、飲み物は飲み放題でカップが空くとすかさず注ぎに来る、そのサービスの良さには感心した。

 12月のオフシーズンであったがかなりのアメリカンが観光客として宿泊していてその人気の良さを物語っている、我々も日帰りでなく1泊にして良かったと思う。
 このヨセミテバレーは回りを標高差1000mという見上げれば首が痛くなるような岸壁に囲まれ、その所々に滝が掛かり、明日のバレー観光が期待が持てた。

 夕食はロッヂのマウンテンルームで、スープと鮭、ますのメインエントレを食べる、味は大味であったがまあまあであった。

 翌日、ロッヂのロビーで待っていると定時の9時55分にヨセミテ観光の大型バスが来る、既にアワニーホテルの客(もちろんアメリカンばかり)10人位を乗せており我々を含めて総勢15人。
ヨセミテ滝、スリーブラザーズ(3つの岩峰)、標高差1000mの垂直のエルキャピタンを見る、どれもこれもその大きさに感嘆するばかりで写真に撮るのにその全体像を構図の中に入れるのに非常に苦労した。
        
 又エルキャピタンではガイドの説明で途中の岩場に登坂中のクライマーがいるとのことでビデオの望遠を一杯にしてその存在を確認した、彼らは1週間ぐらいかけてこの垂直の岸壁を上るそうでとても人間業とは思えないその超人的な技に感嘆した。

 カリフォルニアパーラーカーがコチラに来た同じミニバン、同じガイドで迎えに来る。
ガイドはサンフランシスコは雨なので渋滞がおそらく激しいと思うので早めに出ようと、皆が集まったので直ちに出発する。
 2時間ほど走ってドライブインにトイレ休憩に入る、ここでの休憩時間は本当にトイレ休憩だけで直ちに出発する、が何かまだトイレのし残しというか完全にしたつもりであったが
1時間ほど走り、後サンフランシスコまで50分くらいの所で又トイレに行きたくなり皆に悪かったがサンフランシスコ近くになって言うよりここの方がまだ良いと思いガイドにその旨伝える

 ”Excuse me. How long dose it take to SanFranscisco?
  I want to have the rest room.”

 と無茶苦茶な英語であるがちゃんと通じたらしい、ガイドが直ちにインターチェンジから降りて直ぐにコンビニを見つけてくれ、用を足すことが出来た。

 夕食は、ホテルにはレストランがないので近くで食べようと、とにかくホテルを出て1ブロックホテルの後ろ側に回ってみると中華料理店があったので入ってみる。
 2人で2品づつと、ご飯を取ったが味は良かったが量的に多く食べきれなかった。 
メニューでは量的なものが分からず注文して実際に料理が来てその多さに吃驚することがたびたびであったが、聞くところによると多ければ遠慮なく残せばよいとのことらしいが初めはそれが分からず無理矢理食べ苦しい思いをした。
2人で40ドルほどでベイルの食事とはずいぶん違い安くあがった。
先日のフィッシャマンズワーフでのクラムチャウダーといい、味が良くて安上がりの食事の方法はいくらでも探せばあるものだ。

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