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| アリゾナ・ニューメキシコ州を一周２６日間ドライブ旅行の記録 |
| ６月１２日、今日はＢｌｏｏｍｆｉｅｌｄからＣｈｉｎｌｅへ移動です。ＢｅｓｔＷｅｓｔｅｒｎの美味しいブレックファーストを食べて、出発はいつもの通り８時の出発となる。ホテルから国道５５０号を北上し、国道６４号へ左折して国道６４号をひたすら西へ向かう。国道６４号はスピード制限５５マイルで、カーブは多いものの快適に飛ばすことが出来る。しかしＳｐｅｅｄＲｅｄｕｃｅＡｈｅａｄの標識が出ると、必ずスピードを落とさないと、パトカーにサイレンを鳴らされることになる。ＦａｒｍｉｎｔｏｎとＳｈｉｐｒｏｃｋの間の国道６４号を走っていて前方にＳｐｅｅｄＲｅｄｕｃｅＡｈｅａｄの表示が出てきたのでスピードを落とすと、そこはカーブになっていて信号が見えにくくなっている為のスピード落とせの表示で、ここには中央付近にパトカーが目を光らせていてスピード違反とか信号無視とかをちゃんと見張っていた。 Ｓｈｉｐｒｏｃｋのまちに近づくと前方に異様な形の岩が見えてくる。どこか車を止めてこの山を見るところはないかと、標識に目を光らせて車を進めるが、Ｓｈｉｐｒｏｃｋの町を過ぎても何の標識もなく、国道６４号を西へ車を進めても何ら標識がない。とうとう左手に見えていたＳｈｉｐｒｏｃｋの山が後ろに見えるようになってきたので、此はおかしいと一旦後戻りすることにする。当初、Ｓｈｉｐｒｏｃｋの町まで戻り、国道４９１号を南へ向かってみようかと思っていたが、先ほどユーターンしたところから少し後戻りすると、右側に標識があり、ここから南にオフロードで１．５マイルほど南に入る道があり、ここで写真撮影をする。ただしこの道は入り口にこそ標識があるものの、途中はもちろんのことそこから先には一切の標識とか、勿論見物するための駐車場とかは一切ない。適当なところで車を止めたので、もしかすると私有地に入っていたかもしれない。 再び国道６４号に戻り、なお西に向けていくとニューメキシコからアリゾナへ、国道は西へ向けて延びている。この州境でスピード制限が５５マイルから６５マイルにかわり、道幅はほとんど変わらないがカーブ、アップダウンが多かったニューメキシコとは違って、アリゾナの方が道はほとんど真っ直ぐとなり、快適に飛ばすことが出来た。私の車は６５マイルでスピード制限の上限で走っているが、アメリカンはその６５マイルで走っている私の車に何時の間にやら追いついてきて、あっという間に前方に姿を消していく。一体何マイルで走っているのか、おそらく８０マイル以上は出しているのではないかと思う。しかし彼らは絶対安全と思うまで必ず待って、前方から車が来ないことを確かめた上で追い越しをかけてくるのには感心する。追い越しをかけてきてかなり前方に出るまで、私の車の前には入ってこないので、追い越しをかけられて危ない思いをしたことはない。 ＭｅｘｉｃａｎＷａｔｅｒで国道１９１号には入り、そのまま南へと向かう。Ｃｈｉｎｌｅまでは快適に行くことが出来、昼過ぎにはＣａｎｙｏｎ dｅ Cｈｅｌｌｙのビジターセンターに着くことができた。ここでＣａｎｙｏｎ dｅ Cｈｅｌｌｙ Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｎｕｍｅｎｔの案内をもらい、ＴｈｕｎｄｅｒＢｉｒｄＬｏｄｇｅの場所を確認する。地図を見るとＰｉｃｎｉｃＡｒｅａがあるので、そこまで行き持参の残り物で昼食を食べる。 昼からはＮｏｒｔｈＲｉｍとＳｏｕｔｈＲｉｍを出来るだけ見ようと、まずＮｏｒｔｈＲｉｍの方へ行ってみる。ＡｎｔｅｌｏｐｅＨｏｕｓｅＯｖｅｒｌｏｏｋ、ＭｕｍｍｙＣａｖｅＯｖｅｒｌｏｏｋ、ＭａｓｓａｃｒｅＯｖｅｒｌｏｏｋをみる。いずれも眼下にはＣａｎｙｏｎＤｅＭｕｅｒｔｏの谷が広がり、谷の底ではそこで生活している原住民の家とか動いている車が豆粒のように見える。勿論ＭｕｍｍｙＣａｖｅとかＡｎｔｅｌｏｐｅＨｏｕｓｅでは昔そこで生活していた家の遺跡が岩壁の中腹に造られているのを見ることが出来た。 一旦ビジターセンターまで戻り、今度はＳｏｕｔｈＲｉｍの方へ行ってみる。こちらはいずれも観光場所が左折となるので、一番奥のＳｐｉｄｅｒＲｏｃｋＯｖｅｒｌｏｏｋまで行って戻りながら順々に時間まで見ていった。一番奥のＳｐｉｄｅｒＲｏｃｋＯｖｅｒｌｏｏｋまでは１８マイルほどあり結構時間がかかる。ＳｐｉｄｅｒＲｏｃｋＯｖｅｒｌｏｏｋはやはり上から見るとあまり迫力がない。明日のツアーでの眺めに期待したい。ＦａｃｅＲｏｃｋ、ＳｌｉｄｉｎｇＨｏｕｓｅＯｖｅｒｌｏｏｋ、ＷｈｉｔｅＨｏｕｓｅＯｖｅｒｌｏｏｋの合計４個所はいずれも車から降りてみる。ＳｏｕｔｈＲｉｍの方が見るところが多く、ＷｈｉｔｅＨｏｕｓｅＯｖｅｒｌｏｏｋではこの公園で唯一Ｔｒａｉｌがあり、崖の上の道を何人かの観光客が水を片手に歩いていくのが見えた。我々はＷｈｉｔｅＨｏｕｓｅＯｖｅｒｌｏｏｋからの眺めだけで満足した。Ｃａｎｙｏｎ dｅ Cｈｅｌｌｙは今まで見たアメリカの公園の中で、ひと味違った公園のように思えた。Ｒｉｍからの眺めはグランドキャニオンとは比べるべくもないが、ここはここでじつに素晴らしい眺めで、今回来てみて期待以上のものが有ったように思う。 ５時を過ぎてきたので、公園の入り口まで戻りＴｈｕｎｄｅｒＢｉｒｄＬｏｄｇｅにチェックインする。明日のバレーツアーを聞いてみると、ギフトショップで申し込むということなので、そちらの方へ回ってみる。ギフトショップで明日のツアーを聞いてみると、まだ明日のツアーは余裕があるとのことで、一日ツアーの方を申し込む。ところが昼のランチのことでローストと何か言っているのが判らず、ローストと適当に言って昼食を決める。此は後でカフェテリアで夕食を食べたときにローストとサンドイッチが包んで販売していたためこのことかと判断した。係員は時間を間違えないようにと私の時計を見て（私の時計はロサンゼルス時間のままなので１時間違う。）今は５時半でちゃんと集合時間に間違えないようにと念を押してくれた。集合場所はギフトショップの前であると指さしてくれたのと集合時間を何度もナインオクロックといってくれたので判った。ところでツアーチケット見るとそれにはＤｒｉｖｅｒｓＧｒａｔｕｉｔｙＮｏｔＩｎｃｌｕｄｅｄと書かれてあり運転手へのチップが必要なようです。 夕食は園内のカフェテリアで食べる、チキンとかビーフとかに着いてくる添え物とか上にかけるソースを選ぶのに判らずまごついた。ここでもアメリカ人は甘いものが好きなのが食後のケーキ類が品が沢山あり、一番好まれている様子を伺うことが出来た。なかには食後に大きなアイスクリームを食べている人もおり、此では異常に太っても不思議はないと思った。 |