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アリゾナ・ニューメキシコ州を一周26日間ドライブ旅行の記録 |
6月13日、Canyon de Chellyの一日バレーツアーに参加。いつもの通り起床は6時で、朝食はカフェテリアで食べる。ツアーの出発は9時なので、それまでGIFTSHOPの中のお土産品を見て回る。9時近くになるとツアー参加の観光客が集まってくる、半日ツアーの車が先に来て一日ツアーの方が後からきた。 一日ツアーは総勢17名で、我々二人を除くと全てアメリカ人である。9時過ぎにThunderbirdの駐車場を出発。谷のなかにツアーの車は入っていく。我々の一日ツアーの車と半日ツアーの車の他にナバホの個人の車らしきツアーが何組かはいってきていた。 最初はCanyonDeMuertoの谷へ入っていって三個所くらい岩に書かれたPetroglyphsをみる。この三個所はFirstRuin、JunctionRuin、LedgeRuinと思われる。Rim沿いの道からは谷のなかにこんなに緑豊かなところがあるとは想像できない。MesaVerdeとは違ってここは緑豊かでしかも谷底には水が流れていて、今もナバホの原住民が住み続けているのが納得できる。昨日Rim沿いの道から見た光景とはまた違って、谷底からは両側に切り立った崖で囲まれてカーブを曲がるたびに風景が変わり岩壁、岩峰が次々と現れて目を楽しませてくれる。 AntelopeHouseRuinではかなりの広さの広場になっていて、ここで最初の休憩となる。ここには原住民のナバホが店を開いていて、ジュエリーだけでなくて食べ物・飲み物も販売している。またここにはトイレもあるが、そのトイレたるや隣との仕切はあるが扉が全然ない状態で、小用の方であればあまり抵抗はないが大の方はかなり勇気がいるところである。妻に聞いてみると女子用といえども同じことでかなり勇気がいったとのことである。此は余談であるが私はトイレが近いのでトイレがどこどこ有るのか非常に心配していたが、午前中はここで1回、MummyCaveで昼食をとった際にもトイレがあり、昼からも1時間ほど走ったところでトイレ休憩があり、最終SpiderRockで引き返したがここにもトイレがあり、ちゃんと休憩をとってくれて、計4個所のトイレ休憩があり、綺麗なかどうか、また抵抗なく使用できるかどうかは別にして回数は不自由しなかった。 昼はMummyCaveまで行って、ここで注文したローストビーフ入りパンとクッキー、ポテトチップ、リンゴを食べる。ところがローストビーフにはレタスが付いているらしかったが、皆はちゃんとレタスをとってパンに挟んでローストビーフと一緒に食べていたが、我々は最初判らず食べ損ねた。しかし飲み物はレモネードで此は飲み物を全然持参していなかったので一番にコップへなみなみといっぱいに注いで頂いた。ガイドが言っていることは全然判らないが、トイレがあるかどうかとか出発の時間はどうかとか、はっきりしないことが多いが、トイレはまわりを見渡せば大体形で察しが付くし、判らなければガイドに指さして”Restroom?”と聞けば判るし、出発の時間にしてもその場の雰囲気を見ていればまだ時間があるとかもうあまり時間がないとかは大体察しがついた。 MummyCaveの見学と昼食を済ませると、午後からは南の方のCanyonDeChellyの方へ行く。午後の最初はWhiteHouseで続いてSlidingHouseを見る。此を過ぎると道のアップダウンが激しくなる。というのも蛇行している川を横切るために何度も上がっては降って川を横切るという行程を繰り返し、そのたびに乗っている乗客は降りに肝を冷やし川を横切って登りになるとエンジンが唸りをあげるのに喚声を上げていた。一度などは川床から真っ直ぐ上がれば上がることが出来ると思われるのに、途中で一旦後退し川のなかまで戻り、今一度仕切直して上がっていった。この時は思わず乗客から拍手がわき、ガイドの得意そうな手が上がるのが見えた。こういったことはお互い判っていて少しの演技で旅を楽しむ方法を知っているように思った。 上がったり降ったりの難行苦行でようやくたどり着いたSpiderRockは昨日見たSouthRimからの眺めとは全然違って、目の前にはるかに大きくそびえ立ってその存在感を示していた。ここにも木陰にトイレがあり写真撮影とか休憩の時間がとってあった。またここでは冷えたスイカが出て、喉の渇いたところで冷えたスイカを美味しくいただいた。 ここでツアーの行程は終わり、後は引き返すのみであるが、帰りもあまり無理をせず途中休憩を入れてThunderBirdLodgeまで帰る。午後の5時を回っていたが今日一日不安があったが、無理をして一日コースを行ってみて非常に満足し充実した一日であった。ところで前回2年前にアメリカ旅行した時に悩まされた下痢症状は今回は始めの4,5日こそ同じような下痢症状に悩まされ、此は初っぱなから大変なことになったと思っていたが、その後下痢症状は止まり一番心配していた今日の一日ツアーが快適に過ごすことが出来て本当にありがたかった。 |