もとへ戻る 6月16日へ トップページへ |
アリゾナ・ニューメキシコ州を一周26日間ドライブ旅行の記録 |
6月15日、今日は州道87号を南へ向かうが、その前にThirdMesaの方へ行ってみる。SecondMesaから道は降りとなり再びThirdMesaへと上がって行く。ThirdMesaに上がってしばらくTubaCityの方へ行くと、道の南側が断崖絶壁となり南側の見晴らしの良いところに出た。南側には大平原が広がって地平線の彼方まで見通せるような感じである。この道もしばらくで北へTubaCityのほうへ向かうようになり、見晴らしも悪くなったのでユーターンして元に戻り、本来の州道87号を南へと向かう。 この州道87号は今までアメリカで一直線の道をいろいろ走ってきたが、ここが一番長い直線の道のように思われる。ただWinslowに向かって降っていくために見える範囲は階段状のようにしか見えないが、一つ階段を下りて次にその下が見えるようになっても、その先にはまた真っ直ぐな道が続いて単調なことこの上ない。しかもこの道は交通量が少ないのかWinslowまでに私の車を追い越していったのはほんの数台で対向車もほとんどなく快適に制限速度の65マイルで飛ばすことが出来た。 インターステート40号を東へと向かい、Exit233を降りてMeteorCraterへの道に入る。MeteorCraterRDをしばらく走ると、前方に平原のまっただ中に火山を平たくしたようなクレーターらしきものが見えてくる。道はそのままMeteorCraterの駐車場に入る。今日は日曜日ということで沢山の観光客が来ていて、第一駐車場の方はいっぱいで係員の誘導で第二駐車場の方へはいる。 入場券を買うべく、窓口で2Adultというと我々の格好を見て、60才以上かと言っている様な気がしたので”yes”というとIDを見せてくれとのことで、パスポートを見せると60才以上の割引適用にしてくれた。階段を上がってGIFTShopのなかを通ってMeteorCraterの方へ上がっていくが、大勢の観光客で未だにアメリカで大変な人気を保っているのが分かる。レンジャーのツアーも有るが例によって英語がよく分からない為に自分で決められた範囲を見て回った。MeteorCraterの中の展望台にも降りてみたし、一番高いところにも上がってみたがあまりの大きさに此が実際に隕石が落ちて、その衝撃でこんなに大きな穴ができ、しかもそれが火山の火口のようになっているとは驚きであった。写真、ビデオに撮ってみたが実際の景色の迫力にはとうてい及ばないものと思った。 再びインターステート40号に乗り今度は東に向かって走る。Holbrockの手前まで来るとRestAreaの表示が有るのでそちらに入ってみる。ここのトイレは男子が2個所、女子は3個所あり、いままでで一番立派なRestAreaであった。昼には一寸早すぎたがこれから先が分からないのでここの屋根付きのベンチの下で持参のお昼を簡単に済ませる。ここはベンダーマシーンがありスナック類と飲み物は販売していた。ただ日本みたいに物品を販売しているパーキングエリアが高速道路上に30〜50km毎にあるのとは違い、アメリカでものを販売しているServicePLAZAは今まで本格的にインターステートを走ってないので一度もお目にかかってない。 PetrifiedForestNationalParkには北側からであるがインターステート40号から直接入ることが出来る。ビジターセンターで聞いてみるとNationalParkPassはこの先で見せればそこでガイドがもらえるとのことであった。最初のペインテッドデザートは9個所の展望台からそれぞれの駐車場に入ってみることが出来る。ここは展望台からの眺めを楽しむことが出来るが木の化石はこの部分には有るのかどうか遠すぎてよく分からなかった。このあたりで今日の見学は終わりにして、公園内の道を南まで走って国道180号に出て、此を西に向かって走りHolbrookで泊まった。この日も午前中だけの予定が全行程250マイル走り、結局ホテルに入ったのは夕方の4時を過ぎていた。 |