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アリゾナ・ニューメキシコ州を一周26日間ドライブ旅行の記録 |
6月20日、昨日ホテルのフロントに頼んでおいたウエイクアップコールで目が覚め、荷物を積んで空港へと車を走らせた。レンタカーのチェックインは営業時間の5時半前であったが、係員がもうきておりスムーズに返却できた。バゲッジキャリーの場所を教えてもらい荷物を積み込んで、ユナイテッドのチェックインをすべく、空港ターミナルへ急ぐ。空港ターミナルへ入ってユナイテッドを探すが見あたらないので、近くの人に聞いてみるともう少し先ににあるらしい。 チェックインはここでもイージーチェックインで、係員の指さすチェックインマシンで自分でやれということらしい。最初に言語を選べば日本語で入力できるためそう難しいところはないが、搭乗クラスのアップデートを求めてくるのでここは”NO”を選び、後は預託荷物のところで私のと妻のとの預託荷物の個数の入力を間違えないようにする。これが終わって係員に終了を告げると、後は係員が預託荷物を預かってくれて航空券がロサンジェルス、成田経由、伊丹までの計3枚ずつ発行される。搭乗口のあるBコンコースの入り口でパスポート、航空券のチェックがあり、その先のセキュリティーチェックはと見ると待っている人はほとんどおらず、ここのセキュリティーチェックはすんなりと通過。2番出発ゲートへと直ちに急ぐ。出発ゲートへは余裕をもってつくことができた。 ロスアンジェルスまでは1時間のフライトであっという間である、8番ターミナル82ゲートに到着してユナイテッドの国際線の出る7番ターミナルまで歩いていく、ここは動く歩道が全然無い。 途中でUS−VISITプログラムがあるはずで注意してみていく。ところが7番ターミナルについても72番ゲートに行ってもどこを探してもUS−VISITプログラムの入力マシンがない。係員に聞いてみようにも未だ10時前でユナイテッドの係員もきてない。何か少し食べようと近くのスタ−バックに入ってアップルパイとカプチーノを頼む。 11時半頃にはユナイテッドの係員がきていたが、チェックインの行列がもうできていて簡単に聞けない。チェックインの所にある電光掲示板を見ていると”Please Return−In I 94”とか”チェックインにはパスポートが必要”とかが出ているがUS−VISITプログラムについては何もふれていない。ちょっと横から聞いてみようと係員に声を掛けると、ちゃんと順番に並んで待てと横柄な態度でこの係員には頭に来るが、文句を言えないので仕方なくチェックインの行列に並んで順番を待つ。 ようやく順番が来てこのチケットについて何か情報をくださいと、ツーソンで発行された航空券をを見せて聞いてみると”パスポートを”というのでパスポートを出すとアメリカへ入国の際に記入した入出国の書類の内パスポートにホッチキスで留めている出国の書類をはずして、航空券に確認の印を押して無事チェックインの終了である。前回出国の際サンフランシスコ空港でやったような指紋を採ったり顔写真を撮ったりするようなUS−VISITプログラムは全然する必要がないというか、そもそも入力する機械がなかった。 あとはファーストクラスから搭乗が始まり、エコノミーの順番がきて搭乗する。出発は直前になって乗客のバッグがないとかのクレームがあったがこれも無事に解決、定刻通り出発する。機内ではランチと成田到着1時間半前に軽食と2回食事が出る。離陸して2時間ほど経過すると機内の電灯は消されて静かになる。 成田へは定刻に着陸、入国審査はハンコだけで簡単に通過、バゲッジクレームで荷物を受け取る。この際、多少の心配事が無かったわけではない、というのもChinleのレストランでネイティブアメリカンの作った手斧を摸したキセルといっても実物大の手斧の大きさがあるもので、見方によっては武器と見られなくもないものを購入していた。これを入れた預託荷物がどういった状態で出るかが懸念材料であった。なかなか出てこなかった荷物が2ヶのスーツケースに続いて見たような箱が出てきたが、なんとこれには掛けてあったはずの黒い紐が掛かって無くて、テープががんじがらめに貼られていた。これはやはり予想通り開けられたことだけは間違いがない、問題は例の手斧型のキセルがあるかどうかであるが、今、中見をゆっくりと確認することはできない。荷物を受け取って税関の方に行くと、こちらも行列がほとんど無く、係員は三脚の箱が目についたのか中身はと聞くので”三脚です”と中身を見せてくれといえば何時でも開けますよとばかりに即座に答えると、係員は形式だけかそのままOKが出る。(正直ここでトラブルと伊丹への国内線の乗り継ぎ時間が到着から1時間半の余裕しかなかった。) 税関も無事に通り国内線の乗り継ぎの方へ行く。ここでは荷物は宅急便で自宅に送付するので人間だけ運んでくださいとチェックインを頼むとバゲッジクレームの添付している書類を剥がしてくれとのことで、スーツケース2ヶと三脚の箱の分、計3枚を剥がして係員に渡す。 ここを出て荷物の内、宅急便に預ける分を預けると、多少は身軽になるがそれでも着替えが入っている大きな機内持ち込みのバッグやらパソコンの入ったリュックやらで結構重たい。これでスーツケースやら三脚の入った箱があると新大阪の乗り換えとか帰ってからのタクシー乗り場までの移動が大変だった。 あれやこれやで我が家へ帰ったのは、アメリカ時間の朝4時半に起きてから24時間経過した日本時間の午後10時過ぎで疲れと時差呆けで疲労困憊の態であった。 |