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アリゾナ・ニューメキシコ州を一周26日間ドライブ旅行の記録 |
6月19日、今日はいよいよ最終日となりMesaからツーソンへ移動です。午前中にツーソンへ着く予定でツーソンでPimaとSanXabierを見学して後に、ホテルにチェックインする予定です。 朝の出発がいつもより少し遅れて8時半を過ぎていた。InterstitionFWYを西に行くにつれて、車線が増えて片道6車線となり車の数も圧倒的に多くなる。101のLoopへの立体交差は凄いもので、はじめて通ると自分の行くところがどのみちか標識をみていないとはっきり分からない。車の数が多すぎるのと、立体交差の行き先がわかりにくいのか、車の流れが極端に悪くなる、インターステート10号に乗るのは、とにかく左寄りに車を走らせていれば良いので、6車線の内左から3番目の車線を車の流れに乗りながら走らせる。一番左はどういう訳かPhoenixと書いてあるので一番左だけは注意していた。そのうち右の車線が次々とExit専用で消えて行くにつれ、PhoenixとTucsonに分かれて我々は南へTucsonの方へと車を標識通り立体交差の道を走らせる。 インターステート10号に入っても車は多く、そのうち片側2車線になっても、結構の車でアメリカ初心者の私はとにかく疲れる。インターステート8号の立体交差を過ぎても車の流れは結構多く、運転はとにかく緊張の連続である。そのうちツーソンに近づくと、車は再びあっというまに増えて、インターステート19号の立体交差の大分前から、高速道路上は大渋滞で一寸刻みの前進となる。それというのもダウンタウンの出口がExit255からExit259までがCloseで、ダウンタウンに降りる場合はその前のExit254で降りるようにと電光掲示板の点滅で知らせていることもあり、その確認のための大渋滞でもあった。 インターステート19号の立体交差を過ぎるとちょっとは空いてくるかと思ったが、渋滞の流れは一向に変わらずPimaへ行くVarenciaのExitまで、車の流れはとろとろのゆっくりした流れであった。ここまで来て先が見通せたので、やっとインターステートの大渋滞の原因が分かった、VarenciaのExitの側道へはいるところで、本線の先を見るとなんとインターステートの2車線を塞いで大きな家をトレーラーに乗せて、その前後を2台ずつのパトカーを従えて行くのが見えた。丁度予定の降り口で良かったがElPasoの方に向かう車はこの車の後をゆっくりとついて走っていかなければならないので大変だ。 インターステートを降りて、左折してしばらく行くと、Pima航空博物館はあり右折してはいる。館内に入り切符を買う段になって切符が三種類有るのは分かったが、さてどれにするかで迷うが、とにかく一番安い一人11ドル75セントの切符にする。どうも後チケットはツアーのバスが付いていて、ツアーのバスに乗って広い敷地に様々な航空機が展示されているのが見ることが出来ると言うことらしい。我々は時間に制約されるので、館内は勿論広い敷地に展示してある航空機も自分で歩いてみれる範囲を自分のペースでみることにする。最初の展示スペースにはフライト兄弟の最初に飛んだ複葉機の展示があり、その奥にはフライトのシミュレーターがあったり、かなり痛んではいるが昔の戦闘機の操縦席とか、大型旅客機の操縦席とかが自由に座ることができる様になっている。一番奥にはおそらく一番の目玉と思われる真っ黒いステルス偵察機がその巨体を身を縮めるように館内に収まっている。エンジンをスタートしたり、TakeOffの爆音をスイッチ一つで聞かせるようにしている。ただ最新のステルス戦闘機とかステルス爆撃機は展示してないところをみると、このステルス偵察機は最早秘密でも何でもなくなっていると言うことである。最初、館内に入るについての説明がよく分からなくて、写真はダメと勘違いしていて、館内で撮影している人を見て係員に”Picture Ok”と聞くと、”OK”と勘違いしてカメラを構える格好をして写真を撮ってやろうとジェスチャーで示してくれた。カメラで撮影しても良いことが分かって、それからもう一度始めに戻って一部始終を撮影して廻った。その上、館外の敷地内に展示している航空機の一部も(とても広くて全部はツアーに参加しないと見切れない)撮影して廻った。外はアリゾナのピーカンの抜けるような青空で、刺すような日光をものともせず、ここぞとばかり撮影して回ったが、何しろ敷地は広く一部にとどまった。見て回ったのはHANGER#1,SPIRITOFFREEDOMHANGER、SPACEEXPLORATORIUM,HANGER#3,390thMEMORIALMUSEUMで、どうも問題の例のB29が展示してあるHANGER#4は左手の奥にあったのでみてない。館内を見終わって駐車場の木陰に車を移動して、残り物で軽く昼食のかわりにする。 午後は、まだ時間があるのでSan Xavier教会へ行ってみる。インターステート19号から降りて直ぐに教会はその真っ白な姿を現した。教会の左の部分は工事中のため工事用の覆いで覆われていて見えなかったのが残念である。教会の中はミサの時以外は撮影禁止ではないみたいで、撮影している人がいたので我々も撮影させてもらった。敬虔な信者はどこにでもいるもので何気ない若者が一人で来て教会の中でひざまずいて祈りを捧げていたのには、我々は見物で来たのが恥ずかしい気がして思わずベンチに座って頭をたれて祈りのまねごとをした。 ホテルには3時過ぎに到着する。荷物は先日、片付けていたので大型トランク2ヶと三脚(結局のところ今回はほとんど活躍しなかったが、同じケースにパンフレットとお土産を入れて大型トランクの重量へらしに役だった)を入れたケース1ヶは車のトランクに入れたままにして、当座一晩だけの必要なものだけ部屋に持ち込む。食料を入れた発泡スチロールの箱も食料とともに持ち込み、今晩の夕食で食料を平らげた後は、壊してゴミとして捨てた。これで今回の旅行は明日を残すのみで、何とか無事に終了する予定、明日は空港までの短い距離ではあるが緊張感を最後まで持っていきたい。 ところで、今回の旅行でこのツーソンと始めの何日かはワイヤレス無線の使い方が分からず、ホテルのPCの英語環境でHotmailを送ったために、息子たちには読みにくいローマ字文章で困ったであろうが、どこでもワイヤレスが使用できることが分かり、その繋ぎ方が分かってからは持参のノートパソコンが威力を発揮し、日本語でHotmailを送ることが出来、ここツーソンでも日本語で最終Hotmailを送ることが出来た。 |