もとへ戻る 6月21日へ トップページへ
6月20日、留萌から旧花田家鰊番屋、サロベツ原生花園、ノシャップ岬を経て宗谷まで。宗谷ふれあい公園オートキャンプ場泊
天気 曇りのち霧
 留萌のホテルをでて国道232号を北上する。 この道はトンネルも少なく見通しのよい道路で一般道路が高速道路と言われている北海道の国道を象徴しているような道路です。 小平町に入って花田屋鰊番屋を見る。

 現在は寂れて昔の面影は全然ないが昔は鰊が沢山捕れて鰊御殿が建っていたといわれている。 国道沿いに駐車場があり旧花田家鰊番屋が建っている。

 明治から大正にかけて北海道西海岸の鰊漁は全盛を極めており、とくにここ小平町鬼鹿の海岸は千石場所とも言われ鰊の群来とともに浜は鰊漁でわきかえっておりました。 旧花田家の鰊番屋は国指定の重要文化財です

 サロベツ原野は天塩町から国道232号をはなれ道道106号に入った方がいいように思います。 道道106号は海沿いの道でサロベツ原野を両脇に見ながら50kmほどで稚内へ着けます。 ここらあたりから霧が深くなり、天気がよければ左手に利尻富士を見ながらのドライブでしょうが本日は何も見えません。 視界は500m位はあり走るには支障はありません。

 途中サロベツ原野ビジターセンターに立ち寄ってサロベツ原生花園を見学する。 まだ花は少ないがそれでもエゾカンゾウ、花菖蒲が見られた。ミズバショウの株もあちこちに見られたが花はすでに咲き終わっていた。

 ここの道道は道が広く直線が多いためほとんどの車が100km以上でぶっ飛ばして最初はびっくりしましたがいつの間にか私もスピードオーバーしていて制限速度で走るのに非常に苦労しました。 北緯45度の標識をすぎた頃に非常用シェルターという道路全体を覆ってトンネル状にして冬の荒れた吹雪の日に避難するものがあり、今は季節的に何も感じませんが、さすが北海道の冬は凄いのだろうと想像できる片鱗を見ました。

 ノシャップ岬は観光客が多く写真を撮って早々に稚内フェリー乗り場へいく。 台風が九州南海上にあり日本上陸は確実視されています。 東日本海フェリー乗り場で22日か23日頃北海道に影響が出そうなのでその状況を聞いてみますと21日までは確実運行しますが、それ以降は自己責任で行ってくださいとのことでした。

 宗谷ふれあい公園オートキャンプ場は非常に完備されたキャンプ場で今までで一番よかったように思います。 岩内オートキャンプ場も非常によかったように思いますがここはさらにバス付きで外の温泉に入りに行く必要がありません。

もとへ戻る 6月21日へ トップページへ