10月8日(火)高千穂峡から椎葉村まで。 | |
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今日は午前中高千穂を見物して午後椎葉村へむかうことにする。 宿で聞いてみるとまず天岩戸神社と天安河原を見物するのがよいとのことなのでそちらへ向かう。 天岩戸神社は神話の世界の話で天照大神がお隠れになったといわれている洞窟をご神体としている神社です。 |
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天の岩戸神社の前で。右は天の安河原で。 神官にお願いすれば天の岩戸が遙拝出来る神社の聖域に連れていってくれるそうで我々も折角だからとお願いする。 まず本殿の横手でお清めの儀式をした後本殿の裏手になる聖域に入って行く。 渓谷を隔てた向こう岸の断崖の途中に天の岩戸があるとの説明であったが雑木やらツタが絡まってなにも見えなかったが神妙に遙拝した。 もちろんここは撮影禁止で証拠写真を撮ることは出来なかった。 天の安河原はここから歩いて10分位のところで神々がお隠れになった天照大神をどうやったらでてきてもらえるか相談したところだそうで行ってみると河原のえぐれた洞窟状のところでした。 石を積んで願い事をするとかなうそうで辺り一面に足の踏み場もないほど石が積んであって世の中にいかに悩み不平不満が多いか実感しました。 高千穂峡はよく写真にある通りで狭い峡谷が連なったところです。ここも折角だからとボートに乗って峡谷の深いよどんだ淵を滝の水しぶきを浴びながら上流まで行って来ました。 |
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高千穂峡で。 午後からは国道218号を西に向かい馬見原で南へ国道265号に入り椎葉へ向かいます。 五ヶ瀬町と椎葉村との境の国見峠は難所中の難所だったそうですが、今は4kmくらいの国見トンネルで楽に越すことが出来ました。 椎葉村は平家の落人の村で九州の秘境中の秘境です。村全体が山と谷でまったく平地というものがありません。 時間的に余裕があったので十根川神社の八村杉と大久保の桧を見ることにする。 いずれも国指定の天然記念物でどちらも樹齢800年だそうです。 八村杉は十根川神社のご神木で直幹です。幹回り19メートル、樹高54.4メートルの巨木です。 |
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八村杉、右は大久保のヒノキで、いずれも国の天然記念物です。 大久保のヒノキは八村杉からさらに同じ道を上がった、トイレの完備した民有地にあり、駐車場も10台は駐車できそうでした。 ヒノキは幹回り9.3メートル、樹高32メートル、枝を四方に伸ばしてその広がりは東西30メートルあります。 |
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鶴富屋敷での夕食。右は夕食の途中で旅館のサービスで民謡を歌ってくれました。 椎葉村 旅館鶴富屋敷泊 |