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ユタ・ワイオミング・サウスダコタ・コロラド州を一周30日間ドライブ旅行の記録 |
6月5日、グランドティトン終日、昨日一日中降った雨はどうやら小降りになってきたのでとにかく食事を済ませる。雰囲気としては午後からは晴れそうな気配なので用意ができ次第出発する。 最初はコルターベイのビジターセンターに行ってみる。ここは先住民のアートの作品が展示されていてその見事さに感心する。小さなビーズ状のものを刺繍の様に縫いつけて見事な作品に仕立て上げている。前回に行っておなじみのナバホのお守りもここで販売されていた。他にはナバホの日用品とか道具類、武器類も展示されていた。 外に出てみると晴れそうな気配がしてきたので昨日通って撮影してなかった各展望台を撮影してみようと出かける。最初はオックスボウベンドであるがまだ雲が厚く山の頂上が隠れていて撮影に向くような状態ではない。次のスネイクリバー展望台も同じような状態でパスする。ティトンポイントはあたまからパスしてグレイシャービュウへ向かう。このころになると何とか撮影出来そうな気配になってきた。ここでしばらく撮影していて今日の天気は午後から良さそうな雰囲気なのでここで休憩をかねて早めの昼食をとる。 一昨日こちらへ来たときにグランドティトンの入り口での撮影をしていないことに今になって気が付き国道89号をジャクソンの方へしばらく後戻りしてグランドティトンの入り口の標識のあるところでしばらく記念撮影をする。それからとって返して直ぐに道路右側に車が次々と入っていくので私たちも続いて入ってみるとその先にバッファローが群れをなして草を食べていて観光客が写真を撮っていた。私たちも車を止めてカメラと三脚を担いで慌てていって撮影した。バッファローは大勢の観光客が押し寄せてきたのに驚いたのか尾根の上に上がって逆光となり撮影条件は悪かったが何とか撮影できた。 ティトンパークロードに入って昨日見そこなっていた教会を見る。いかにも古そうな由緒ある教会に見えた。敬虔なクリスチャンらしき人が次々と訪れて中を見学していた。私が中で撮影していると入ってきた人が帽子を脱いで入ってきてはっと気が付きあわてて私も被っている帽子を脱いだような始末でそう言えば一昨年にサンタフェで教会にはいるときには帽子を脱いで入ってくださいと言われたような気がしたのを思い出した。今日はこのままティトンパークロードを北上して帰るよりはとアンテロープフラットロードへ向かう。途中ティトンパークロードへ出て北上して直ぐに車が数台止まっているので何事かと止まってみると道ばたに野生のムースが一匹だけ草を食べていた。次々に観光客の車が止まるので付近は大渋滞でしばらくするとレンジャーまで来て交通整理をする始末で大変な騒ぎとなったがお陰で私はムースの撮影が出来て大満足であった。 アンテロープフラットロードはすでに撮影ポイントに数組の観光客が撮影にいそしんでいた。私も三脚を立ててビデオ撮影に励んだ。山の頂上は隠れて見えないもののお天気は良くなり日差しも強くなり絶好の撮影日和とはいかないまでも昨日と比べれば格段の差で良いビデオが撮れているかどうかは別として自分としては最高の撮影日和であった。後はスネークリバーへ寄り昨日出来なかったビデオ撮影を存分に楽しんだ。それからこれも昨日忘れて寄らなかったカニングハムケビン史跡へ寄ってみた。 最後はオックスボウベンド展望台でここは午後よりは午前中の方が撮影の条件が良いと言うことだが大体グランドティトンはどこの景色も朝の内が撮影条件が良いと思う、午後はほとんどが逆光となる。オックスボウベンド展望台は景色もさることながら動物の撮影、特に鳥の撮影に向いているのではないかと思う。私たちが行って直ぐに白頭鷲らしき鳥が飛び立っていって間に合わず残念な思いをした。まだ大勢の観光客が撮影していたが景色の撮影ではなくてマニアの鳥の撮影のように思った。 |