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ユタ・ワイオミング・サウスダコタ・コロラド州を一周30日間ドライブ旅行の記録 |
6月7日、イエローストンの二日目は雨となった。今日は洗濯物が溜まっていたのでチェックインの時に聞いていたオールドフェイスフルスキーロッジへ洗濯物を持って出かける。入り口を入ったところでコインランドリーはと聞くと突き当たりのエレベーターで2階へ上がったところにあるといっているらしい。サンキュウと礼を言ってエレベーターで2階へと上がる。上がったところにコインランドリーの標識があり直ぐに分かる。中にはすでに洗濯をしている祖父と祖母とが孫を連れてと私には見えたが、違ってはいないと思うが、洗濯をしていて丁寧に教えてくれる。一台だけ空いていたので取りあえず半分だけ入れて洗濯を始める。 同行の孫が話が好きなのかしきりに話しかけてくるが勿論英語なので早口では私たちにはなかなか理解できないがそれでも彼は一生懸命話しかけるので相づちを打たないわけにはいかず非常に困った。聞いてみると6才ということだが大人と同じ話しぶりにとまどうことばかりである。聞いた話によると子供と話をするのが英語の勉強になるとのことであったがそれもなかなか簡単ではない。 洗濯を済ませて外へ出てみるといくらか雨は小降りになっていた。グロッサリーストアーに移動してお昼をテイクアウトのサンドイッチをビーフとハンバーグにして注文して車で食べる。 食事を済ませても細かい雨が降っていたがこの雨の中をアメリカンはカッパを着て間欠泉を見て回っていた。私たちも意を決してカッパの上にポンチョを被って出かける。部屋の中では暑くて着れないような組み合わせであるがここでは丁度いい加減の着心地である。オールドフェイスフルのアッパーガイザーベイスンには多くの間欠泉がありその代表的なのがオールドフェイスフル間欠泉で丁度観光客が集まり始めていたので行ってみる。 オールドフェイスフル間欠泉の噴気が始まると観光客からは喚声が上がる。忠実なという意味がぴったりで予測のお知らせ時間ぴったりに噴気が吹き上がるのには感心した。それから橋を渡ってガイザーヒルに上がり山の裾野につくられた遊歩道をそこここにある間欠泉を見ながら北へといく。ファイアーホールリバーの西側に同じく北へ行く遊歩道がありそれがこの道と交わるところまで行き今度は西側の遊歩道を南へと帰る。こちらの方には間欠泉はほとんどないがただ一個所だけ中ほどにキャッスル間欠泉があるだけである。 グロッサリーの駐車場まで戻るが、ここのお店には食料品は豊富でないのでオールドフェイスフルスノーロッジの方へ行く。こちらのスーパーも食料品は申し訳程度であるが先ほどのスーパーよりは若干品揃えがよい。こちらでジャーキーと野菜、牛乳、チーズ、パンを仕入れてケビンへ帰る。食事を済ませて外で写真を撮っているとオールドフェイスフル間欠泉の噴気が始まる気配で行ってみると夕方8時を過ぎていたがすでに沢山の観光客が詰めかけて今や遅しと見守っている。今回は三脚を構えてビデオをとる。やがて噴気が始まり地上数十メートルの高さまで蒸気が吹き上がり撮影はバッチリであった。8時を過ぎているのにまだ明るく日本の時間の感覚とは全然違うように思う。夏時間があるのが理解できる。 |