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ユタ・ワイオミング・サウスダコタ・コロラド州を一周30日間ドライブ旅行の記録 |
6月11日、今日はシェリダンまで移動。9時前に支払いを済ませてナビでシェリダンに行き先をセットして出発する。ウエストサンボからレイクまでグランドループを通りレイクからは東へと道をとる。ウエストサンボのあたりまでくると2日前から寝冷えかどうか分からないが、以前のような下痢状態になってきてまたお腹の具合が悪くなり慌ててレストルームを探す。ところがこのあたりは何もないところで困ったことになったと思ったが看板にグロサリーストアの文字を見つけてそちらの方へ寄り道してみると駐車場がありその一角にレストルームがあり用を足すことが出来た。これでは21日からのトーレーでの4駆のビークルツアーが思いやられるがそれまでに何とか体調を整えていかなければと思っている。 途中湖の傍に温泉が噴き出しているところが有りそこでは車を止めて写真撮影をする。レイクビレッジではビジターセンターによりセンターの中を見る。ここでは野鳥の剥製の展示がありいかに野生動物特に多くの野鳥が生息しているかが分かる。 東への道にはいると雪が降り出してこの先が案じられたがまもなく雪は止み心配はなくなった。東の公園入口近くになると晴れ間が見えてきた。公園入口を過ぎたあたりでピクニックエリアがあったのでここで昼食とする。トイレは小さいながらも二つあり傍に川が流れているので手洗いの不便はなかった。ここはほとんどの車が素通りして昼食は我々二人だけであった。 コーディの町はこぢんまりとしたなかなか綺麗な町でビジターセンターがあったので立ち寄ってみる。ここでこれから行くシェリダンへの峠越えについて聞いてみると別に道路の通行には支障がなさそうで途中の道と峠付近の眺めが良いとのことであった。ビジターセンターの前でひとしきり撮影してついでに綺麗な町並みも写真にとる。 コーディの町を出ると道は直線が多くなりスピード制限も65マイルとなる。ここで一寸したハプニングがある。というのもコーディの町を出たところでスピード制限が65マイルになったので私はいつもの通り65マイルにクルージングをセットして直線をゆっくりとした気持ちで車を走らせていると後ろから今まで見えなかった車が一台私の車に追いついてきた。そのうちもう一台の車がその後ろから近づいてきていきなり赤色灯を点けて私の後ろの車を道路脇に止めさせていた。私の後ろの車が私に追いついてきたと言うことは私の車が65マイルで走っているのでおそらく75から80マイルかあるいはそれ以上で走っていたに違いない。やはり日本でもアメリカでも同じことでスピードの出し過ぎはパトカーにスピード違反で捕まるということだけではなくて事故が起きたときの被害の大きさという点でも出来るだけスピードを守って運転した方がよいと思う。 直線の多いスピード制限65マイルの道は制限を守って走っていても時間が経てば距離をかなり稼ぐことが出来る。町を出るときに、はるか遠くに見えていた山並みがあっという間に近くなりグレイブルでいままで一緒になっていた国道16,20号と分かれて国道14号に入っていく。この道は冬には閉鎖されることもあるのか道路右側にこの電気がついていたらこの先国道14号は閉鎖されているとの案内板が何カ所も立っていた。道はその山並みの一つの渓谷へと入っていった。 この道はビッグホーンシーニックドライブ道路でなかなか景色がよい。入り口の処にはダムがありビジターセンターもあるようであったが先を急ぐのでここは割愛した。ここはビッグホーンナショナルフォレストで北のALT14号と私たちの通った国道14号、その南の国道16号までの間でオートバイ、4駆やらあるいは普通の車までいたるところに道路が整備されていて入ることが出来る。ここは何週間いても4駆で走ることが好きな人にとっては興味つきないところのように思った。峠の手前にビジターセンターがありそこでトイレ休憩をする。ここには滝を見ることが出来る遊歩道があったがさきを急ぐのでビジターセンターから写真撮影をしただけにする。グラニットパスに近づくと辺り一面霧に包まれて峠付近から先はしばらくの間なだらかな平原状になっているが霧でサッパリ眺望は望めなかった。グラニットパスは小さい標識があるのみでうっかりすると見過ごしてしまいそうで大半の車は知ってか知らずかそのまま通り過ぎていた。 しばらく霧の平原状の処を走って道が降りとなると霧も晴れてきてその先の素晴らしい眺望が開けてきた。2個所くらい展望台というか道路脇の駐車場があったが施設は何もなしで止まらず先を急ぐ。 道はデイトンの先のランチェスターでI90に乗りその先の今日の目的地シェリダンはもうすぐそこである。ところがI90からは泊まるホテルはよく見えていたのであるがEXITから一般道に入り途中スーパーで買い物をした関係かホテルが目の前に見えていてなかなか近づくことが出来ず焦った。I90寄りに道を行けばよいものを短絡的にホテルを目指したのが悪かったようだ。 ところで今回も自動車積載カメラが活動しているが記録している動画ファイルが前回よりも倍くらい大きくこのままでは外付けの携帯ハードディスクの容量をオーバーしてしまいそうだ。そこでハタと気が付いてカメラの設定でファイルの大きさが決められるのを思い出してメニューより設定画面を出してみると最高画面となっていてこれでは大きなファイルとなるのは当たり前で直ぐに一段落としてHQとして録画することにした。これで格段に記録ファイルが小さくなり携帯ハードディスクに何とか収まりそうだ。これは最初に気が付かなければならないのにおかしいと思いながらそのまま記録し続けた自分の浅はかさにはほとほといや気が差してくるが途中で約半分を残して気が付いただけましかと自分で慰める。 |