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ユタ・ワイオミング・サウスダコタ・コロラド州を一周30日間ドライブ旅行の記録 |
6月13日、今日と明日はここカスターで滞在。今日はクレージーホース、マウントラッシュモアを見てニードルシーニック道路を通ってウインドケイブへ行きウインドケイブのツアーに参加、時間があればワイルドライフループ道路を通って帰る予定。 ナビをセットしてクレージーホースへ。ここはアメリカでは大変人気があるのか入り口の入園料の支払い所が下手な国立公園よりも何棟もあって数だけは立派なものである。料金$10は一人あたりの料金かと思いきや一人でも二人でも同じことで10ドルで良いらしい。料金を支払うと小さな紙切れをくれるのでビジターセンターの入り口で渡せば中にはいることが出来る。 ここはクレージーホースを造るにあたっての歴史とかまだ完成していないのだがその制作の過程、現在までの処を紹介している。後完成までに何年かかるか判らないほどの壮大な彫像で完成すれば世界最大のものとなる予定。中には主人公のスー族のクレージーホースについても詳しく展示されている。大変広いお土産売り場もありレストランもありその広さ、施設の立派さにはアメリカで大変人気があると私は個人的な偏見で推定した。 マウントラッシュモアは入り口で駐車料金$10を支払えば今年いっぱい後はただで駐車できるそうだが私たちは今年中にそんなに度々訪れるわけにはいかず一度きりの駐車料金となる。ここはクレージーホース以上にアメリカ人にとって非常に人気があるところでその駐車場の立派さにはまずもって驚かされる。車を駐車場に置いてまずもって腹拵えで車の中で日本から持ってきたカップヌードルを食べてお昼とする。 上がってみて彫像の立派さもさることながらそこへ行くまでの門構えからショップ、レストラン等がまた立派なものでアメリカ人は今まであまり記念撮影をしているのを見たことがなかったがここでは猫も杓子もほとんどのアメリカ人が彫像を見上げながら至る所で記念撮影をしているのを見ることが出来た。真下までの遊歩道は省略してその前の広場の様な展望台での撮影にとどめてここを去る。 次はニードルシーニック道路へと向かう。ニードルシーニック道路への州道87号へ曲がるとストップが掛かりここで通行料$12を支払う。道は極端に狭く中央車線がなくしかもそれで対面通行なのであまりスピードを出せず運転にはかなり気を遣う。しばらく道は登っていくとニードルが見えてくると頂上は近い。その頂上あたりに極端に狭いトンネルがありその手前で車を脇に止めて様子を見に行く。ここは駐車するところがあり10台くらいは駐車可能で私たちが来たときにはもうほとんど車を止める余地はなかった。手前で車を止めて歩いていったのが正解。 ここでひとしきり風景の撮影をしたりトンネルを普通車が通るのをどうやるのか見ていた。これは直ぐに判り早く覗いた方に通行権があり先に通っていることが判った。そのうちに喚声が上がったのでのふと見るとトンネルの向こうに大型バスが見えるではありませんか。どうするのかと見ていると実にゆっくりと車を進ませて大型バスの大きさくらいしかスペースがないトンネルを一寸刻みで慎重に車を進ませて来るではありませんか。無事に通過したときには大勢の見物人から喚声が上がったのは当然のことでしょう。 私も何時までもここにいる分けにはいかないので意を決して車を何とか通過させる。ここは観光バスも人気のコースとなっているのかトンネルを出てしばらく行くと又向こうから大型観光バスがすれ違って上がってきた。おそらくこれもあの狭いトンネルを一寸刻みで車を進ませて乗っている観光客やら道ばたで見ている見物人の拍手喝采を浴びるのは間違いない。 ウインドケイブには3時半頃に着いたと思う。ビジターセンターでツアーの予約を聞いてみると今販売しているのは4時出発の分があるということで早速にこれのチケットを購入。階下の外で待つようにとのことで下に降りて見ると大勢が待っていた。それに付いて集合場所まで行ってレンジャーの話を聞いて、いざ降りる場所まで行ってみるとこの組は一つ前の3時45分のもので私たちはその後の4時の出発のものでそこを引き返した。 元の集合場所に帰ってみると4時出発の組がすでに集まっていて話を聞いているところであった。もう一度一から話を聞いて結局2度聞いたことになるが英語の分からないものにとっては何度聞いても同じことであった。今度はチケットを渡して中へはいることが出来人一人通れる狭い急な階段を下りていく。子供連れとか小さな赤ちゃんを連れているものもおり大変だと思ったがアメリカ人は割と平気で薄暗い階段をスイスイと前に続いて下りていった。要所要所ではレンジャーの説明があるが我々には何のことかさっぱり分からずいつものことなのだが寂しい思いをする。1時間以上掛かって降りていくのだが帰りはどうするのかと思っていると最後のホールからちょっと横にそれたところに上に上がるエレベーターがあり一回10人の定員で4回に分けて地上へ上がる。地上の明かりが見えたときには狭い空間から解放されてホッとする。 結局終わったのが5時半で雨も降っていることだしワイルドライフループの方はあきらめて真っ直ぐカスターまで帰り、カスターのあらかじめ聞いていたグロサリーストアーで買い物をしてホテルに帰る。 |