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ユタ・ワイオミング・サウスダコタ・コロラド州を一周30日間ドライブ旅行の記録 |
6月16日、今日はロッキーマウンテンまで160マイルなのでゆっくりするつもりがやはり用意が出来ればじゃあ行くかと言うことでいつもよりは多少遅れて9時過ぎに出発する。 直ぐにI25に乗りこれを南下する。途中I25が工事中で2車線を一車線にするため大渋滞で時間を食うが何とかここを切り抜ける。しかしこの工事中のところがレストエリアでお陰で入り損ねる。EXIT257で降りて国道34号を西へ向かう。インターステートを降りたところの町はロッキーマウンテンの玄関口のためか非常に整った綺麗な町であった。遠うくにこれから行くロッキー山脈の山並みが見えここで車を止めて写真をとりたかったが夏休みジーズンに入っているためか車が多く運転に気を使うため前へ進めるのが精一杯で車を止める場所を探す余裕はなかった。 しばらく走ると国道34号は渓谷に入っていく、ここをカーブを描きながらぐんぐんと上がっていく。途中レストエリアを見つけて車を止めて昼食とする。ここは傍にダム湖があり、ダム湖に浮かぶ野鳥を見ながらの昼食となった。カモにしては首が長く白鳥にしては体全体が灰色で何という鳥か分からず終いであった。ここからしばらく上がると渓谷が開けて目の前にロッキーの山並みが見えエステスに到着。ナビはホテルにセットしていたのでそのままホテルの前まで行くが昼過ぎに到着のためそのままホテルの前を通り過ぎ、オールドフォールリバー道路という登り専用の一方通行の道路がありこれが山頂のアルパインビジターセンターの横に出るためこれを行くことにする。 ところがこの道に入ってしばらく行くと先方から車が次々と来るではありませんか。おかしいなと思いながらもう少しもう少しと思いながらいってみると道はクローズとなっていた。次々と車が帰ってくるわけで何とか早めにこの道はクローズですとの標識が出せなかったのかと疑問に思った。私たちの車が帰る際にもクローズを知らず次々と車が上がってきていた。 元の道に出て右へとって上に上がる一本しかないトレイルリッジ道路を上がる。この道は急坂の上、ヘヤーピンカーブが多くスピードが出せる道ではない。途中2個所ほど駐車場に止めて展望台からの眺望を楽しみ写真撮影をする。ロックカットまで来てここに車を止めて観光客が数人上がっているので私たちもトレイルを上がることにする。ここは標高の表示が何もなかったが3000mは越えているのは間違いなかった。トレイルはそんなに急坂ではないが標高が高いので無理をせずゆっくり上がる。20分ほど上がるとトレイルの終点となる。上がってきた観光客はここで盛んに記念撮影をしていたので同じようにひとしきり記念撮影をする。風がきついがそれほど寒くはなくお天気も何とか持ってくれて見晴らしは最高であった。 時間的におそくなったのでこれから先のアルパインビジターへ行く予定であったがここから降りてホテルへ直行する。ホテルはフォールリバー沿いにありナビにセットしていたので直ぐに分かった。 ところでロッキーマウンテンからの降りの途中でヘアーピンカーブの曲がったところで先行車4台ほどが止まる、そんなにスピードを出していなかったので難なく止まることが出来たが何事かと前の方を窺うとどうやら先頭車が鹿を見つけて道の真ん中で止まったまま後続車に道をゆずるでもなく堂々と中央車線沿いに車を止めたまま写真撮影か、ただ眺めているだけなのか分からないが一向に道を譲る気配がない。私の前の車がしびれを切らして前から車が来てないのを確かめて左側を追い越していった。 私も続いて同じように追い越していったが、アメリカの国立公園では野生動物の観察のためには後続車の迷惑など一切関係なしで道の真ん中に車を止めて良いのかどうか、私は非常に疑問に思った。特に今回の場合はヘアーピンカーブを曲がったところであり、後続車にとっては非常に見通しの悪いところである点である。先頭車はそれは判っているはずでいくら自分の好きな野生動物がいたからといって道の真ん中に止めて良い通りはないと思うが後続車からは何の不満もないようで警笛の音も聞こえず静かに待っているのみであった。他の処でも堂々とみちの真ん中に車を止めて野生動物を観察している例も中にはあったが今回のような急カーブの先で道の真ん中で止まっているのは初めてであった。 |