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ユタ・ワイオミング・サウスダコタ・コロラド州を一周30日間ドライブ旅行の記録 |
6月20日、今日はダイナソア国定公園にいく。ナビをダイナサウルスクオーリービジターセンターにセットして出発する。ところが国道40号を東へ行くものと思っていたらナビは変な方行に行き始めるので無理矢理国道40号に戻り昨日通っていた通り東へと車を進める。あとで地図を見るとナビの間違いではなくてナビが距離的に一番近道を誘導していたものと判明。当初はナビが間違いの誘導したものと思っていたがハーツのネバーロストに間違いはなく私の勘違いであった。 ダイナサウルスクオーリービジターセンターへ着いてレンジャーにダイナサウルスの化石が見えるかと話してみると化石発掘現場を建物で覆っていたが建物に不具合が起きて現在改修のためそちらの方は全然見ることが出来ない。しかしダイナサウルスの化石が埋まっている現場は見ることが出来る。今表に止まっているシャトルバスで行けばよいとのことで早速にそのバスに乗る。 バスは10分ほどで到着。私たちは全然事情が分からないので一番後から降りると先に降りた人がトレイルをどんどん歩いていくのでそれに従って10分ほど歩くと化石が埋まっている現場に到着。ここではレンジャーがここまで来た観光客に説明をしていた。例によって私たちには何のことやらさっぱり分からずであったが指さす方向に化石の背骨やら大腿骨の骨を見ればこれがダイナサウルスのものだと分かる。ここからみると丘の上に化石発掘現場の建物が出来ているのを見ることが出来た。いつ頃出来るかは分からず終いであったが実際の恐竜の化石を見たのは初めてで貴重な体験をさせて貰った。 再びシャトルバスでダイナサウルスクオーリービジターセンターまで戻って今度は自分の車でカブクリーク道路を行けるところまで行ってみることにする。エレファントトゥースビュートという巨大な象の足に似た岩が見えると言うことだったがそれらしきものは有ったが標識も何もなく確認は出来なかった。未舗装部分を少し走ったところにあるペトログリフは直ぐに分かり道から少し上がったところにあり傍まで行って写真撮影をする。 昼近かったが昨日行ったキャニオンエリアビジターセンターへ行ってみることにして国道40号まで出て国道40号を東へと車を走らせる。ここらあたりかなとダイナサウルスに着いて探してみるがなかなか分からない。仕方がないので近くのガソリンスタンドに入って聞いてみるともう2マイル先とのことであった。 キャニオンエリアビジターセンターへは昼過ぎに到着。駐車場にあるピクニックスタンドで持参のもので昼食とする。昼食を済ませて奇岩があるというハーパスコーナーへ行ってみることにする。ところがこの道は最初は少し上がっていくが上がりきると行けども行けども平原状の処を行くだけでどこに奇岩があるのか全然その様子もない。 エコパーク道路の処まで来てほとんどの車が果てはキャンピングカーまでそちらの方へ行くので意を決してエコパーク道路へ行くことにする。最初は急なヘアピンカーブでこれは登りも降りも大変だと分かる急さかで下に降りきるまで大変な緊張を強いられる。やっとの思いで急さかを降りて平坦になると運転は楽になるが道幅がほぼ一車線分しかなく対向車があるとお互い一時停車して道の両側に譲り合って対抗しなければならない。それはそれで又気を使う運転であまりスピードを出せない。途中道が分かれているところを左にエコパークの方へとって進むと両側が奇岩の岩壁となりエコパークは近い。 ここは一昨年に行ったキャニオンデシエに似たところがあり現地住民によるツアー催行を思い出した。終点エコパークにつくとトイレと広い駐車場があるだけで標識も案内板も何もない。どうしたものかと思案しているとジープがやって来たのでそのアメリカンに聞いてみるとその直ぐ向こうにお目当てのスチームボートロックがあると教えてくれた。小道を通って川岸に出ると目の前にそそり立つその奇岩はあった。川は右手の奥からヤンパ川と左手の奥からはグリンリバーがスチームボートロックの両側を丁度一周するように流れている。車を置いた駐車場あたりも洪水の時には川となって流れているだろうと想像するだけでも自然の力は偉大だと感じる。ひとしきり写真をとると後は帰るだけとなり、また砂利道の狭い道路を対向車に注意しながら路面のへこみと石ころにも視線を飛ばして何とかよけながら進む。 帰りは意外と短く感じられたが上の舗装道路に出たときにはホッとした。もうこれ以上ハーパーズコーナの方へ行く元気もなく一目散にホテルまで帰った。今日は実に貴重な体験をした。4年前のアメリカ旅行の際は企画の時からアパッチトレイルへ行きたいと決めていたが今回のエコパークは最初から決めていたのではなくて現地に行ってたまたま条件がよかったので行こうと決めたもので往復30マイル足らずの走行であるがアパッチトレイルに勝る貴重な体験であったと思う。 |