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5月25日、羽幌港8時半出港のフェリーで天売へ
天気 曇りのち晴れ
 朝食は7時にお願いしていたので食事までに荷物を纏めておこうと6時に起きる。そう慌てることもないがまずは着替えて荷物を出発できるようにまとめる。そうこうしていると朝食の準備が出来ましたの声で荷物を持って一階におり食事を済ませる。車に乗ってお上さんが教えてくれた通りに港まで行く。予定の8時に時間を余して着くことが出来た。

 切符売り場に車検証を持って行き名前を言うと予約が出来ていたので即、車の乗車手続きは済む。妻の乗船券は定時の8時にならないと発売されないので私は車に乗って乗船場所へと向かい直ちに乗船することができた。なんとこの便で天売に向かう車は私の1台のみであった。乗船して客室の方に行くと既に妻も乗船していた。乗船して出発までのあわただしい時間の間を写真やらビデオ撮影やらで忙しいひと時をすごした。まさかこの後に地獄の苦しみが待っていようとは思いもよらなっかたというよりはすっかりそのことを忘れていた。

 船が港を出る模様までビデオに撮影しそろそろ客室へ帰ろうかと思っていると船が外海に出たとたんに外海の荒波を受けて船がドドンと激しく揺れだしてやっと事態の深刻さが分かった。しかしとき既に遅しで酔い止めを飲むも気分の悪さはつのってくるばかりである。遅かりしであったがささやかな抵抗で横になってみるも事態は全然改善されるどころかますます酷くなりどうにも我慢ならなくなりトイレに飛び込んで漸く間に合う。しかしそれからは一歩もトイレから出ることが出来なくて焼尻港へ着くまでの悪夢であった。

 焼尻港を出ると波がやや収まって少しは楽になったが起きる事が出来なくて天売までずっと横になっていた。何とか車まで歩いて行き、車を外に出すと妻を拾って取りあえず旅館へと一目散に車を走らせる。旅館は親切にも部屋が空いているので部屋へ上がってしばらく横になっていれば気分も良くなるでしょうと親切にしてくださった。しばらく横になっていると確かに少し楽になってきたので少し歩いてみることにした。その前に丁度昼になっていたので持参のカップラーメンを無理やりすすりこんで腹の足しにする。

 ついでに撮影もということでカメラを持ってちょっと出かけるつもりであったが結局のところはそれから2時間ほどを野鳥を探してトラフコースからコルリコースへと進みヤマシギ交差点ではクロツグミコースへとり途中富磯への近道を取って旅館まで帰る。船酔いなどどこかへ吹っ飛んだ勢いで歩いてきたがさすがに旅館までたどり着くと疲れがどっとでて今晩行く予定であったウトウの夜の観察はやめにして早々に就寝。

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