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6月2日、ベニヤ原生花園で野鳥撮影
天気 快晴
 ベニヤ原生花園に行く前にまずは昨日に水鳥観察館で聞いていたクッチャロ湖でセイタカシギが出ているとのことなのでその確認にクッチャロ湖に向かう。湖畔の駐車場に車を止めて水鳥観察館付近の湖畔を探してみるが昨日ここに着いたときに見かけた小さなシギを探してみるが今日はいない模様。

 桟橋の先にいるカモメを撮影していると突然に目の前を何か横切ったように見えたのでファインダーから目をはずして見てみると、これはまさしくセイタカシギが目の前で頭をヒョコヒョコと上げ下げして歩いているではありませんか。水鳥観察館の係員の言うとおりに出来てくれて感謝、感謝である。このセイタカシギはどうも足を悪くしている模様で仲間とはぐれてしまった様子である。暫くはこれの撮影にかかり切りとなる。

 セイタカシギの撮影が終わってさて如何したものかと思案してこの近くの浜辺に浜頓別町が作っている『文学の道』なるところを野鳥を探しに行ってみることにする。『文学の道』は野鳥の鳴き声は当たり一面にしているが姿をなかなか現してくれず、我々の眼と耳では野鳥を特定して探して撮影するのは困難である。二、三度姿を見ることが出来た野鳥もいたがそれも撮影する間も有らばこそ、あっと言う間にまた消えてしまって結局のところ撮影は全然できなかった。

 ここを諦めてベニヤ原生花園へ行ってみる。駐車場に車を止めてみると、やはりここのベニヤ原生花園の花の館もお休みである。花の説明は期待はしていなかったがやはり野鳥の出具合の方も聞きたかったがこちらもお休みで聞くことが出来なかった。カメラを首からぶら下げて木道を進んでみるが出てくるのはコヨシキリばかりのようである。後から来た地元の人にここの状況を聞いてみると、やはり見たとおりで今のところコヨシキリ以外はツメナガセキレイ、ノゴマ等は今のところ出てきている様子はないとのことであった。

 ここをこれ以上探索するのを諦めて車まで戻って昼近くなっていたが日陰のないところでの昼食はたまらないとクッチャロ湖畔まで戻ることにする。ついでのことに近くの地道のところを少しだけ回ってみるとツメナガセキレイ、ノビタキを道端で見つけて撮影、上空にはオジロワシが現れて我々を慰めてくれた。と思ったのは私の独断と偏見かも知れない。

 クッチャロ湖に戻り日陰を探して湖畔に敷物をしいて、何時もの持参のカップラーメンを食べる。食事を済ませて午前中に行って成果がなかった『文学の道』をもう一度、今度は反対方向から入って行ってみる。そうするとグランドゴルフ場にいきなり出て今朝に迷ったわけが分かってグランドゴルフ場に沿って『文学の道』へと進んでいった。今朝ほど通った折り返し点に着いてやはり思ったとおりであったことが証明できた。やはり今度もなかなか野鳥の撮影ができなかったが野鳥の方が痺れを切らしたのかセンニュウかムシクイの類の野鳥がでてきてこれでもかと言うほど撮影に協力してくれて最後であったが十分満足する。

 さてこれで後は旅館に帰るだけ、その前に郵便局に行ってお金を下ろしてと簡単に考えていたが、この後まさかの地獄が待っていようとは知るよしもなかった。郵便局の前まで行き私は車に残って片づけをし、妻はお金をおろしに郵便局に入っていきましたが5分ほどして免許証がいるといって妻が出てきてからまさにてんやわんやの大騒ぎが始まったのでした。といいますのはパスワードが違いますと出て貯金を下ろすことが出来ないとのことでロックを解除するために本人確認で免許証が必要とのことで一度はロックを解除して再度試みましたがやはり同じことでパスワードが違いますと出ては万事窮すです。

 郵便局の係員の提案により改印の手続きで印による引き出しが出来るとのことで印をわざわざ自宅から旅先の旅館まで送らせて手続きをする段取りで自宅との連絡もつき、後は印を送ってくれるのを待つのみということになってひとまずは安心というか何とかできたと胸をなでおろして今日一日を終わる。

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