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6月3日、紋別へ移動
天気 快晴
 今日は紋別への移動の日であるが紋別までは120kmほどなので午前中はこちらで昨日に回ったクッチャロ湖周辺とベニヤ原生花園とをもう一度まわってみることにする。まずはクッチャロ湖へ、水鳥観察館のところでは相変わらずセイタカシギが我々を出迎えてくれる。オジロワシはと待っていたが出てくれる気配はなかった。

 次はベニヤ原生花園へナビをセットしてベニヤ原生花園の花の館の前まで行って野鳥の出具合はどうかと様子を窺うが昨日よりも悪そうなのでここを諦めてここから南へと地道が続いているところへ行ってみる。昨日はツメナガセキレイが出てきてくれたが今日はどうかと様子を見ながら車を進める。中ほどまで来るとノビタキが頻りと出てきて撮影をせがむようであるがなかなかピンと合わせがうまいこといかず、いい様に撮影できない。

 そうこうしていると妻が上空で何か変な鳴き声がするというので見上げてみるとシギらしきものが飛んでいるのが目に入り何とか飛んでいるところを撮影できた。これは後で調べてオオジシギと判明した。オオジシギは盛んに上空を飛び回って自分の縄張りを誇示するのに懸命のようである。暫く彼方此方して今度はすぐ目の前の水溜りにいきなり降りてきたのにはまったく驚いた。降りてからは姿を探すがすぐ目の前というのにまったく見つからなかった。

 まだ時間的にはお昼に早かったので紋別へ向けて出発する。海岸沿いを南進して紋別へと向かう。今日は横風が非常に強く窓を締めたいのだが二三日前より気温が上昇しているため、窓を閉めると暑くなった。北海道に入って初めてクーラーをかけてのドライブとなった。雄武で頃合になったので道の駅に車を入れてお昼を食べる。今日のお昼は朝御飯の残りを握ったお握りとバナナ1本である。

 ここからは30分ほどで紋別到着、旅館に入るには早すぎるので紋別の手前にあるオムサロ原生花園に行ってみる。ここは道路沿いにあり池を中心にして小さくまとまった原生花園である。あまり期待してなかったが野鳥の数は意外と多くノビタキ、オオジュリン、ノゴマ、ベニマシコまで出てきて撮影させてくれた。ここは明日も朝から来て見たいと思った。次はコムケ湖で道路沿いに小さな見過ごしそうな看板が目印でここから入れば一直線で駐車場まで入れる。駐車場といっても5台くらいしか入れない空き地のようなものである。

 コムケ湖原生花園は本当に小さな原生花園であるがここも野鳥は比較的多いような気がした。カッコウの鳴き声は聞こえるし、帰り際にはキタキツネが出てきて我々を見送ってくれた。見つけた野鳥はノゴマ、ノビタキ、オオジュリン、コヨシキリでまだまだいそうなので明日もまた来る予定である。

 

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