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6月6日、知床峠で野鳥撮影
天気 晴れ時々曇り
 昨日のシマフクロウの撮影の興奮が冷め遣らぬうちに夜が白々と明けてきてあまり寝てないはずがちっとも眠くないのは不思議だった。今朝は早朝から霧が出て昨日に予約を頼んでいたオオミズナギドリのバードウォッチングクルーズは早々に中止と決まる。

 そこで先日から不具合を起こしていた郵便貯金のカードによる引き出しの変わりに印鑑による引き出しにするべく郵便局へその手続きに向かう。ところが改印は手続きが面倒なために時間もかかることなのでもう一度カードによる引き出しをしパスワードが違っていても何度でもリセットして引き出しの試みが出来るのでパスワードを何とか思い出す方がよいとのことで一々パスワードを書いてその分で試みてみる。何度かするうちにある番号を思い出して其れでやってみると見事引き出すことが出来やっと解決できた。お金は一番のことなのでこれが解決できたことで旅行に明るさが戻って一安心である。

 さて今日の予定を如何するかでまずは知床峠に上がってとにかく出ても出なくても昼迄はギンザンマシコを待ってみることにする。知床峠は最近開通したばかりでまだ時間制限もあり大変な人気で観光バスが次から次えとやってきてその度に大勢の観光客を吐き出していく。その合間に静かになった頃を見計らって持参のお握りでお昼とする。ついでにカップラーメンを半分づつ食べて腹の足しにする。しかし待てど暮らせどギンザンマシコは現れずとうとう諦めた。後で聞いたところによると6月はじめではまだ時期的に早く、ここ知床峠では7月にならないと来ないそうで飛んだ見込み違いであった。

 まだ時間が早かったのでウト呂まで車を走らせてウト呂の道の駅まで行ってみることにする。その途中でウト呂の町が見下ろせる橋のところで大変な人だかりで観光バスまで止まっているので我々も車を安全なところに止めていってみる。聞いてみると橋の下約50mのところで子連れのキタキツネがいるということで橋の下を覗き込んでみると確かに親キツネがいてその傍らにもうかなり大きくなった子キツネが一匹母キツネに甘えるような仕草でいるのが見えた。当初は子供は5匹いたそうだがその内一匹が見えなくなり現在は4匹がいるらしいがそのうちの一匹しか見えなかった。ここで暫く撮影し道の駅へは行くのをやめて帰りに温泉に入るべくまた知床峠を上がって羅臼に戻るべく帰路につく。

 温泉は一回500円であるが入ってみると乳白色の優しい感じの温泉で今までの疲れが取れたような気がした。入浴だけの客も我々だけでなく次々と来ていて泊まっている旅館のお上さんまで来ていたのには驚いたがそれほど効能があるといううことかもしれない。

 

 

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