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6月7日、根室へ移動
天気 曇り
 今日も朝から霧でボートウォッチャーは中止の模様のため朝の出発はゆっくりとして9時頃となる。霧の中を根室に向けて出発、今日は残念ながらクナシリ、エトロフは全然見ることが出来ない。根室までは3時間ほどで着くために野付半島に寄って鳥見をして行くことにする。野付半島へは標識どうり左折して十数キロで行き止まりとなる道を進む。

 両側に海を見ながらの道路で快適に運転できる。トドワラのネイチャーセンター手前辺りで右手海辺の干潟になっているところをキタキツネが歩いているのが見え安全なところに車を止めて撮影する。左手の海岸を見るとシギらしきものが歩いているのが見え道路をわたって海岸に出てみると確かにいままでいたようだが移動していなくなった様だ。諦めて戻りかけるとまた件のシギが帰ってきて元いた場所よりは近づいたところへ降りてくれて十分に撮影することができた。これは後で調べてみると嘴が下へ曲がっているのはチュウシャクシギで嘴が上に反っているのはソリハシシギであった。

 トドワラネイチャーセンターに来て見ると観光客で賑わっていたので先に竜神岬へ行くことにする。竜神岬の駐車場に車を止めてカメラを携えて少し歩いてみるとここではベニマシコ、オオジシギ、カッコウがよく出てきた。ここにはトイレがないのでトドワラネイチャーセンターまで戻って昼食を済ませる。昼からはトドワラまでのコースを歩いてみるが野鳥の鳴き声はするが残念ながら姿をなかなか現してくれない。ここではノゴマ、オオジュリン、コヨシキリを撮影する。これ以上はここでは望めそうにないので再び竜神岬へ行ってみることにする。

 ネイチャーセンターの駐車場からでて少し走ったところで電柱の天辺にオジロワシが止まっているのが分かり慌てて車を止めて電柱の上にとまっているオジロワシを撮影する。竜神岬に近づくにつれてカッコウが激しく飛び交っているのが見え、車を止めてカメラで狙ってみるがなかなかピントが合わず飛んでいるところは結局のところいいのはなくて電線に止まっているのを撮影するのみである。

 ここでは1時間のつもりが2時間以上いて野鳥を撮影したために根室到着が5時過ぎの到着予定になってきたので早々に切り上げて根室に向けて出発する。しかし根室への道は直線道路が多く車の速い流れに乗って予想よりは早く根室へ到着、当初予定していたくらいの時間で旅館に着くことが出来た。旅館で明日の落石ネイチャークルーズの様子を聞いてみると今朝の便は波が高く中止となった由で明日のところは明朝7時の波の様子で決定するという事であった。ここまで来ては後は運に任せるほかになく明朝の運に期待して寝床に入る。

 

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