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6月9日、根室半島で野鳥撮影 |
天気 終日霧雨 |
今日は明治公園に3時に起きて行く予定にしていたが実際に3時に起きてみたら霧雨が降っていたので止めにした。明治公園は今の時期4時頃に行けばマキノセンニュウに会えるということで、昨日泊まった人も行ってきたらしいが姿を見ることは出来なかったが鳴き声は聞いてきたとのことだった。我々も写真を撮ることができるかどうかは別として行くだけは行ってみようと思い立ったのだがお天気次第で中止にせざるを得なかった。 それで今日は如何しようかと朝食を済ませて思案していると旅館の主人が根室半島を探索してみたらと詳しい地図を描いてくれたのでその通りに行ってみることにする。車のナビにセットして近くまで行ってそこからは宿の主人の言うとおりにローでゆっくりと車を進める。まず第一発目はベニマシコでいきなり道を横切って近くのフェンスの上にとまってさあ撮ってくださいと言わんばかりにこちらを向いた。慌てて撮影したがフロントガラス越しのためにピントの甘い画像となってしまった。気をつけないといけないと思っていてもいきなり出てきたのですっかり忘れていた。 しかしこの後も車を進めていて結構目の前に止まることがあってその度に外へ出るわけにも行かずピントの甘い画像が多かった。道の両側からは小鳥の鳴き声が聞こえるが姿はなかなか見せてくれず写真に撮り損ねることが多かった。しかしながらここはベニマシコが結構多くこの後も何度も出てきて楽しませてくれた。写真に撮れるのはカワラヒワ、アオジが多くなかなか新しいものを増やすことは出来なかった。途中から牧ノ内ダムの方に行ってみるとこちらもあまり人が入ってないのか野鳥の鳴き声が多くカメラを構えるがちょこっと出てくるだけというパターンが多く撮影できたのはやはりアオジ、カワラヒワ、ノビタキ、コムクドリのオス・メスでやはり新しいものを増やすのは難しい。 昼近くなってきたので道幅の広くなったところを探して車を止めて持参のカップラーメンを食べて済ませる。霧雨は相変わらず止む気配もなくカメラをぬらす程度には降っているのでカメラと望遠レンズを覆うビニールの防水雨具が非常に役に立った。これから如何するかで旅館雄主人に紹介してもらった沼だけは行ってみようとナビにセットして車を走らせる。近くなって車を止めるところを探すと丁度車一台は止めることが出来る場所がありそこにとめて沼の方へと降りてみる。付近は大変な蚊の大群が発生していて蚊に刺されるかと心配したがこの蚊はどうも刺さないみたいで安心した。沼に近づいて沼の様子を伺うとキンクロハジロは一番先に目に付いた。カルガモは漸く左手の葦の茂みの中にいるのが分かったが遠くその上葦が邪魔して撮影は無理であった。しかし子連れの様子は10羽くらいの子供がいるのは確認できた。それからここに発生している蚊を狙ってかショウドウツバメが盛んに飛んでいたが撮影は試みてみるも早々に諦める。 霧雨は相変わらず降っている様子で薄暗くもなってきたのでここで撮影を諦めて帰途につくことにした。帰る途中でオジロワシが道端の杭に止まっているのが目に入り撮影、その後に電線にハト大の鳥が止まってカッコウと鳴き出しこのカッコウも撮影。 帰りに札幌生協があったので明日以降の昼用の食べ物を仕入れて旅館は2時過ぎに帰る。考えてみれば旅に出てから20日近くなるがこんなに早く帰るのも初めてではないかと思う。 |