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6月14日、浮島湿原周辺で野鳥撮影 |
天気 雨時々曇り |
昨日に行ったクマゲラの撮影にしようかそれともそのほかの所にしようか思案して北海道野鳥観察地ガイドにあった浮島湿原に入る林道へ行くことに決めた。食事を済ませて車のナビに浮島湿原をセットして出発。車は旭川に向かって進み、上川町で旭川紋別自動車道に乗り次の出口浮島ICで降りれば林道はすぐである。10年前に一度通っているのですぐ分かり、トンネル手前の林道に右折することが出来た。 林道に入って車を止めてカメラの準備やら服装の準備を済ませて林道を浮島湿原に向かって車を進める。林道は鳥の鳴き声は結構するがなかなか野鳥は姿を現さない。林道の真ん中ごろまで進んだところでアカショウビンの鳴き声を聞いたような気がしたので車を止めてよく聞いてみるが鳴き声は何度もするがもうひとつハッキリとしない。その内に声が聞こえなくなりここで姿をハッキリと確認することが出来なかった。 さらに車を進めて峠を越して向こう側に降りてみる。この道は上川町よりも滝上町の方が整備が遅れていて滝上町の方がまだ春の雪解けが終わったままの状態で彼方此方で木が倒れていたり岩が左の斜面からごろごろ落ちてきていたりでやや通りにくい。途中一箇所木が大きく倒れていたところはこの木を動かせて車を通過させるのに難儀した。ここも無事に越して道が下の国道に近くなってきた時に前方に道に止まっていた鳥が飛び立ち車の進行方向の上方へと飛び去った。私はキジバトかと思ったが妻は茶色をしていたのでアカショウビンではないかと感じたということであった。 どちらともハッキリしないがそういえば私も茶色の翼で前方に飛び去ったように見えたのを思い出した。しかしアカショウビンの証拠は写真は勿論のこと鳴き声も一声も発することがなかったので本当のところはハッキリしないところである。 林道の終点国道の手前で車を止めてここで持参のカップラーメンを食べる。さて如何するか思案してもう一度林道を上がって何も出なければ浮島湿原に徒歩では行ってみることにする。浮島湿原までは先ほどよりも静かで鳴き声は多少していたが相変わらず姿は全然見ることが出来なかった。 浮島湿原の入り口で車を止めて入山届けに名前と入山時刻を記入して湿原への道に入る。ここで入山届けに記入することが羆が出てくる可能性があることが実感として判る。湿原までは1600mということで足元が悪く1時間近くかかる。湿原は10年前に来た時と同じ風景で10年の時間の経過を感じさせない。木道を奥まで行ってみたかったが時間が2時を過ぎていたので入り口付近で撮影して早々に引き上げる。前回は6月下旬であったためにミズバショウは終わっていたが今回はまだ咲いている株もありザゼン草も今回は花を見ることが出来た。帰りは辺りが薄暗くなりかけて気持ちがはやったが足元の悪い道で事故があってはと足元だけを見つめて駐車場まで一心不乱に歩き続け駐車場が見えてきたときにはほっとしてた。 帰途について旅館に帰るまでにコンビニに寄って明日のために昼の食べ物を若干仕入れる。 |