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6月22日、苫小牧へ移動
天気、晴れ
 今日は苫小牧へ移動で北海道の野鳥撮影の旅も本日と明日の二日を残すのみである。移動だけでは勿体無いので先日に聞いていた三笠市の市来知神社でエゾフクロウが子育てをしているとの情報でそこへ行ってみることにする。滝里湖のロッジで簡単に朝食を済ませて出発の準備を済ませて車のナビを最終地苫小牧のホテル、第一中継地市来知神社でセットする。

 国道38号をひたすら西へ出て滝川で道央自動車道へ乗る。三笠ICまではあっという間でここで降りて市来知神社まではすぐである。さてどこで撮影できるのかと神社の裏の方に回ってみるといるいる大砲の列がズラッと並んで上空エゾフクロウのいると思しき辺りを狙っている。道端の人に車をどこにおいたら良いか聞いてみると神社の前に駐車場があるのでそこへ駐車したらとのことで神社の駐車場へ停めさせてもらう。

 準備を済ませて駐車場から歩いていってみると鉄線で囲んでいてどこから入っていいか判らなくてウロウロしていると先ほどの地元の人が親切にそこの鉄線の切れているところから入ればと教えてくれる。

 漸く大砲の列に加わることができ空いているところへ三脚を据え付けてさてフクロウはと見ると木の葉の陰に隠れてやや見えにくいが後から来ては文句は言えない。

 漸く落ち着いてきたので状況を聞いてみると子供のフクロウが一羽だけ巣を離れて、今いるのが母親と巣立ちをした幼鳥一羽が見えるとのことである。その内に母フクロウが移動してよく見えるところに移動してくれて母フクロウの画像をゲットできる。幼鳥の方は相変わらず木の葉の陰であるがそれでも時々はこちらの方を頭を出して覗いてみてくれるのでそのかわいらしい画像を撮ることが出来た。しかし親子ともども望遠の列が自分たちを狙っているのが判るのか大変お疲れの様子がわかる。明らかにストレスを与えている様子である。

 私一人が居なくなっても状況は殆どかわらないが少しでも負担を少なくさせるようにと、いい加減画像をゲットしたので1時間ほどでここを立ち去る。再び苫小牧を目指して三笠ICから道央自動車道へ入り札幌ジャンクションで南へと入り苫小牧へは2時過ぎに着く。

 ホテルに入るのは早すぎるのでウトナイ湖へと向かって、北海道初日に行ったウトナイ湖サンクチュアリーネイチャーセンターまで行き、ここで2時間ほど野鳥を探してみる。キタキツネの小徑から草原の観察小屋へ行き、帰りはシマアオジの小徑を通り再び駐車場に戻るコースを取る。いい加減な時間となったのでホテルへと向かうが、途中ガソリンと今晩と明日の昼の食料の買出しをするのを忘れなかった。

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