もとへ戻る 豊島へ トップページへ |
瀬戸内国際芸術祭小豆島・豊島2日間の小旅行です。 |
10月14日、その二 小豆島肥土山、中山地区 |
小豆島へは2時過ぎに着く。港の目の前に今晩泊まるホテルがあるので一応挨拶に寄ってみる。チェックインには早すぎるとのことで小豆島の瀬戸内国際芸術祭案内図を貰う。それによると肥土山地区から中山地区にかけて作品があるとのことで旧大澤小学校跡地までいきそこに車を置くことにする。 土庄の町は秋祭り真っ盛りで平日というのにあちこちで御輿を引っ張る行列が出ていて賑わっていた。肥土山へは30分ほどで付く。大澤小学校の校庭が駐車となっていて教室の一つが作品の展示場となっている。瀬戸内海地域の土を一握りだけ600カ所集めてそれを綺麗に四角形にして並べたもので各地の土がこんなに多彩な色をしていたのには驚かされる。 近くの米倉にはそこにはイメージとして巨人が住み付いていたかのように銅線で巨人を形作っていた。薄暗い米倉にいかにも何かが居そうな気配を上手く表したものと感心した。 次は肥土山農村歌舞伎舞台までいくのだがそこには駐車場があるということで車で移動する。ほとんどの来訪者は土庄からバスで移動してここからは歩け歩けのサバイバルゲームのようであった。 肥土山農村歌舞伎舞台は次の舞台のために舞台作りの真っ最中で歌舞伎の上演は無かった。近くには藁で作った大きなマンモス象、鯨、家があり、麦わらでこんなに巨大なものが作れるのかと感心する。又この近くには木の上に鏡を使っていかにも湖に写っているように見える仕掛けがありその巧妙さに感心する。 少し行ったところには流木と網を使って広場状のものを作っているが私には良く理解ができなかった。再び車で移動すると係員がここへ車を駐車と誘導してくれて有り難かった。 ここでは竹で作った林状のものがあり説明によるとこの竹には笛のように穴が開けてあり風が強いとその立てかけた竹が一斉に音を出すそうであるがこの日は生憎と風が全然吹かないためか音がせず出あった。 ここには他に竹で作ったインドか中東風のドーム状の建物があり中に入れるようになっていた。中にはいると一段高いところは靴を脱いで上がるようになっていてこの座敷では寝ころんでいる人もおり人気があるようであった。ただ建物といっても竹で作っているので屋根は形だけで雨の日は中でも傘が必要な状態である。 ここから少し後戻ったところには道端の木に小さな飾りをぶら下げて人が近づくと中でLEDの灯りが付くようになっていたが一部動作しないところもあったようだ。 ここから再び道路に上がって棚田を見るためにさらに小径を上がってみると上も泉の側に一つだけ作品があった。上からの棚田の眺めは今一つのようで棚田は田植えの時期に水を張った状態が一番見栄えがするようである。 |