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スイス25日間旅行の記録 |
7月3日、昨日までの悪いお天気が漸くいい方向に変わってきたようで今日は朝から曇り勝ちながら青空も見える天気となった。今日はユングフラウヨッホへ行くということでグルントの駅まで降りていく。駅ではもう何人かの観光客がグリンデルワルド駅から来る列車を待っている。 そのうちに列車は到着し乗り込むが始発ではないので結局のところ立ちんぼうの乗車となった。列車は急坂を歯車を噛み合わせてゆっくりと上がっていく。お天気はよくなっているような気がするがアイガー、メンヒ、ユングフラウ等の高山はガスがかかっていてなかなか頂上は姿を見せてくれない。 アイガーの北壁の下に沿ってクライネシャイデックへとぐんぐん高度を上げてクライネシャイデックへ到着する。 クライネシャイデックでは昨日まで辛抱していたツアー客がどっと押し寄せてきたようで乗り換えは大変な混雑でわれわれ個人客はどの列車に乗ればいいのか戸惑ってしまう。係り員がツアー客と一般客とを振り分けてくれて漸く列車に乗り込むことができた。別料金をとるだけあって座席はちゃんと確保してくれて座ることができた。 アイガーバントでは5分停車で列車を降りてアイガーの北壁を間じかに見ることができた。アイスメーアでも同じように5分間停車で外に出て外の景色を眺めたり撮影をすることができた。そんなことでユングフラウヨッホには1時間近くかかり到着。 ユングフラウヨッホ展望台は巨大な地下構造となっていて順路に従ってトンネルの中を移動する。最初は高速エレベーターでスフィンクス展望台に上がる。標高3454mトップオブヨーロッパにあっという間に到着する。ここはガラス越しにも外の景色を見ることができるが外に出て景色を楽しむこともできる。今日は比較的に風がなく寒さもそれほどではないため大勢の観光客が 外のベランダに出ていて外での撮影がままならないほどであった。ユングフラウもメンヒも頂上は結局拝ませてくれずずっと霧の中であった。 次はスノーファンで外に出て雪にじかに触れることができる。ここではスノーボードやらスキーやら道具を借りて有料で楽しむことができるが歩くこともままならないような高所では激しいスポーツはご法度で当然あきらめて少しだけ近辺を歩くだけにとどめる。 順路に従っていくと次は頂上の氷河をくり抜いてトンネルを作り動物やらの造作をしていたがあまり見るものはなかった。最後はプラトー展望台であるがいってみるとまったく霧の中で寒いこともあり、早々に元のユングフラウヨッホ駅に帰る。久しぶりの晴れ間ということでツアー客が大勢詰め掛けて広場はごったかえしていたので 2階に上がってビュッフェで軽食を取って昼代わりにする。 下へ降りても相変わらず大勢の観光客で混雑しているので早々にユングフラウを後にすることにして降りの列車に乗るべくホームに出てみるとどこで待てばいいかさっぱりわからず駅員に聞こうにも駅員もいない。そうこうしているとツアー客がサーこちらですよというのでそちらへついていくとこれが間違いの元でそちらは団体客専用で座席がないということで乗車を断られてしまった。 仕方がないのでもときたほうに帰ってみると今度はホームの並ぶところが判り、ちゃんと降りの列車に乗ることができた。クライネシャイデックまで下ってみるとここも大変な混雑で長居はできないとばかりに早々にラウターブルネン行きの列車に乗り昨日いったラウターブルネンに到着。トルンメルバッハの滝に行くつもりであったが急遽予定変更で ミューレンに上がってみることにして駅の向かいのゴンドラ乗り場に急ぐ。 乗り場はすでに列ができていて最後尾につけてゴンドラが降りてくるのを待った。いざ乗るときにユングフラウパスでいいのか心配であったがパスを見せれば何のことはないあっさりとバーを上げて通してくれる。ここのゴンドラは急に上がって崖の上まであっという間に到着。 上では一両の電車が待っているのでそれでミューレンもあっという間に到着。駅近辺で撮影をしただけでユーターン。ラウターブルネンからは昨日のとおり、グリンデルワルまで同じ列車で帰る。 |