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スイス25日間旅行の記録
 7月4日、今日はシルトホルンへ行くと決めてグリンデルワルト6時過ぎのインターラーケン行きに乗る。途中乗り換えてラウターブルネンについてゴンドラ乗り場へと急ぐ。
ゴンドラはすでに来ていて乗車が始まっていた。切符はすでに購入していたためそのまま乗車口に行って切符を見せると乗車”OK”でゴンドラに乗り込む。
上ではすでに電車が待っているのでそのまま乗り込むとミューレンまでは10数分で到着。 ミューレンの町を15分ばかり徒歩で次のシルトホルンのゴンドラ乗り場まで歩いていかなければならないがこれは列車で知り合いになったグループが同じ方向なので連れて行ってもらう。
ゴンドラ乗り場までは10数分で着く。シルトホルン行きのゴンドラに乗り途中で一箇所ゴンドラを乗り換えてシルトホルンに着く。ここでつれてきてもらったグループとはお礼を言って分かれてわれわれは回転レストランへ直行して朝食をとることにする。
ところがここでちょっとした早とちりでお恥ずかしいところを見せてしまった。というのも回転レストランについてまず座席に座ればおそらく給仕が来るのであろうがわれわれはそういった作法を知らないために席に着くなりいきなり食事をするためにバイキングの料理を取り始める。
そのうち給仕が来てバウチャーはと聞くので”no”と答えると食後の飲み物はと聞くので”コーヒー”と答えると”席は”と聞いた気がしたので荷物を置いているところを 指差すと”ok”となりそれから本格的な食事がやっと始まった感じである。
 1時間以上かけてゆっくりと食事をして手を上げると給仕が来てテーブルでの清算となり支払いを済ませる。食事の途中でもムービーの撮影やらカメラの撮影をしていたが肝心のアイガー、メンヒ、ユングフラウ三山の撮影は霧がかかって間々ならない常態であった。
 外に出て外の空気を吸いながら改めて撮影をしたみたが大方は回転レストランで済ませているのでアイガー、メンヒ、ユングフラウが霧の晴れるのを待ったが結局一番肝心の撮影が 疎かになってしまった。
 帰りはミューレンの町からケーブルで上がったところにあるお花畑にいくかどうしようかと迷ったが1時間半かけて降りながらお花畑を見るということで取りやめる。
 さてどうするかとにかくラウターブルネンまで降りてトリュメルバッハの滝かベンゲンまで行ってゴンドラでメンリッヘン上がってみるか迷いエイトばかりにメンリッヘンのほうを選ぶ。
 ベンゲンまで列車でいってさてゴンドラ乗り場はと探すとゴンドラのケーブルが一部見えたのでそちらの方向へ行って乗り場を見つける。ユングフラウパスを見せて”ok”で乗り込む。
 メンリッヘンに上がってゴンドラ乗り場のすぐそばのベンチでまずは朝焼いた持参のホットケーキで昼食を間単に済ませる。風がなく比較的暖かで快適に食事をすることができた。
 なかなか霧は晴れてくれないがクライネシャイデックまで歩けばそのうちに晴れるときもあるかと間単に考えていくことに決めたがその後に苦労が待っていたとは知る由もなかった。
 道は平坦で少しだけ下っていくような道で道端に咲いている花を撮影しながら時折現れてくれるアイガーを撮影しながら鼻歌で下っていくとクライネシャイデック近くになって平坦な道が通行止めとなり新しい急な道へとコースを誘導している。
 そういえば昨日の話でどこやらの道が崩れているのでそこのところが100mほど登っている迂回路を通らなければならないと聞いたような気がしていたがどうもそれはここのことらしいとここまで来てはじめて気がつく。
 いまさら引き返しもならずとにかく進むだけと狭い急な坂道を息を切らせてとにかく上がる。左側は崖ではないがそれに近いくらい急で、もちろん落ちたりすればただではすまないようなところである。そのうちに雷が鳴り今にも雨が降りそうな具合となり余計に不安になってくるがとにかく慎重に上がるしかない。
 漸く登ると道は緩やかとなり広くもなる。このころより雨が降り始めるが道がよくなってきたので傘を差して安心してクライネシャイデックまで行くことができた。
 これがもう少し早く雨が降り始めてあの狭い急坂のところであったらと思い出してもゾッとするようなタイミングであった。クライネシャイデックでは雨が降り始めたために観光客がいっせいに降り始めてグリンデルワルト行きの列車は超満員でわれわれは座ることができたが立って乗車している人は大変だったと思う。

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