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スイス25日間旅行の記録
 7月9日、ツェルマット滞在三日目。朝目覚めると曇り空であったが時間とともに空は晴れてくる感じになったため早々と食事を済ませてアパートとを出る。今日はスネガからロートホルンに行くとき決めていたのでアパートから川沿いの道をまっすぐに下っていく。橋のところでは手前で左へと降りて川沿いの道をなおも下っていくと右手にスネガへ上がる地下ケーブルカーの駅がある。駅舎に入って地下道を まっすぐに行くと乗り場の手前に自動改札口がある。
 列車はすでに入っていて乗客で一杯であったが無理やり乗車する。スネガへはほんの3分で到着である。ここからブラウヘルトまで小さいゴンドラで上がりブラウヘルトからは大きなゴンドラに乗り換えロートホルンまで一気に上がる。
 ロートホルンでは空はまったくの快晴になっていて思う存分展望を楽しんだ。さてここでトイレを探してみるがそういえば先ほどブラウヘルトの乗換え時に団体の引率者が上にはトイレがないといっていたのを思い出すが、ないはずはないとレストランに入ってみるとそこにはレストランのトイレがあり使わせてもらった。 確かに団体でがやがやと入って使用するのは憚られるような状態であった。
 展望台の近くでは餌付けでもしてあるのか野生のヤギのシュタインポックが群れでたむろしてしていた。昨日のゴルナクラートでも野生のヤギの親子連れを展望台の近くで見たがこちらのほうは相当観光客になれている感じであった。
 さて存分に展望を楽しみ撮影も十分にしたので降りはどうするかと、降りはまたケーブルカーに乗るつもりであったがあまりのお天気がいいのでスネガまで歩いて降りることにする。オーバーロートホルンの鞍部まで下ってここでオーバーロートホルンへの道とは分かれて右へ下る道をとる。足元はあまりよくないが自動車が通れる道で気をつけて下れば全然心配ない。
 途中、案内書にあるフリューアルプへの道を間違えてブラウヘルトのほうへ入っていって結局ブラウヘルトまで行ってしまった。ここからシュテリゼーへの道をとり、遠回りした感じでやっとシュテリゼーに到着。 ここでマッターホルンを目の前にしてお昼を食べることにする。いつもの持参のお握りをほおばりデザートはオレンジを半分づつ食べて昼食を終わる。
 次の湖はグリンジゼーでこの湖の逆さマッターホルンはポスターにもなっている有名なものであるが先ほどのシュテリゼーと同じで湖に漣が立ってきれいな逆さマッターホルンを写してくれない。しばらく待ってみたが何枚かマッターホルンの撮影をしただけでここを後にする。
 ここで道は広い道路に出るが標識がスネガには後戻るようになっているので向うから来る登山者に”スネガOK”と後戻るほうを指差すと”ok”といってその先で左へとの仕草で方向を示してくれた。”サンキュウ”と礼を言って分かれてきた道を戻る。ここは先ほど来た道で黄色の矢印があったので左へと曲がったがこれをまっすぐに行けばよかったという事である。
 あとはスネガまで迷うところはなかったがただ一箇所登る道と分かれるところがありここは後ろから来る登山者に聞いてまっすぐの道をとる。スネガでは標識どおり右へ急坂を上ると第三の湖が見えてあとはスネガの地下ケーブル乗り場は目の前である。ここまで標識には1時間55分としてあったがわれわれは途中昼食をとったり花の撮影、マッターホルンの撮影をしたりで到着は2時を過ぎていた。
 結局のところ昼食の1時間を差し引いて撮影分を入れたりブラウヘルトへ多少より道したこともあり4時間はかかったことになる。スネガから地下ケーブルカーに乗り一気に下り、ツェルマットについてCOOPで買い物をする元気もなく一目散にアパートに帰る。

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