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スイス25日間旅行の記録 |
7月17日、ポントレジーナ滞在四日目。今日はベルニナ急行のイタリア側の出発点であるチラノへ行ってきました。ベルニナ急行のいい設備のパノラマカーとは段違いの普通列車でなんら特別の座席では有りませんがベルニナ急行と同じ路線を走りますので同じ景色を見ることが出来ますし世界遺産であるループ橋も通ります。 人によってはベルニナ急行のほうはパノラマカーで視界はいいのですが窓が開かないために撮影するときに窓に車内の光が映りこんで困ります。その点普通列車の場合は窓を開けることが出来ますので窓を開けて撮影することができます。 ベルニナに到着して降りたところがスイス側の駅で国境を越えてきたというのに国境警備員もパスポートチェックも何もありません。まったくのフリーの状態です。ただイタリア側の駅はスイス側の駅を出た右手のすぐのところにありますが一応別の駅になっているところが国境の駅らしいところかもしれません。 チラノの町は駅のあるところは新しい町に変わっていますが川を渡っていくと古い町並みが残っていてなかなか風情があってよかったと思います。ただルツェルンやベルンのようなゴシック建築の壮麗なものではありませんがいかにも田舎の建物というような状態で中世そのままの狭い道路を挟んで建物が立ち並んでいます。きれいには補修がなされていませんが本当の中世の田舎町を見ているような感じでした ところでチラノでスイスフランが使えるかどうか心配でした。駅から離れるとユーロしか使えないようですが駅の近くではスイスフランが使えるようです。ただしレートはいい加減な感じがしました。ピザとサラダを食べて21ユーロということでしたがスイスフランしかないというと28スイスフランの請求でした。 適当なところで駅まで戻るとちょうど帰りの列車で予定より一便早い列車に乗ることが出来ました。 |