もとへ戻る 7月22日へ トップページへ |
スイス25日間旅行の記録 |
7月21日、チューリッヒへ。旅もいよいよ終盤となりました。今日はクールへ寄ってそれからチューリッヒに入る予定です。 朝予定通りタクシーが来てくれ駅まで順調に行くことが出来た。荷物係りのところまで重い荷物を引っ張っていくが誰もいない、”グッ モーニング"と大きい声を出すと事務の女の子が出てきたのでチューリッヒ空港までのエアーポートバッゲージの手続きを済ませる。 これで重い荷物から開放されて移動途中でもクールへ観光によることが出来る。待つことしばし列車が入ってくるので乗ろうとするが、始発のサンモリッツから相当乗ってきている上にポントレジーナからも大勢の観光客が乗り込もうとしている これは座ることが出来ないかなと前のほうに移動していくと一車両日本人の観光客ばかりの車両があり多少すいていたので乗り込んでツアーのコンダクターにこれは専用車ですかと聞いてみると”どうぞ空いているところならどこでもいいですよ”と親切に行ってくれるので空いているところに座らせてもらった。 列車は先日ツェルマットから移動してきた氷河急行の行程をクールまで後帰るように行くことになる。先日見た氷河急行の先頭車両が橋を渡ってトンネルに入る瞬間を見たように今度はクール行きの列車がトンネルから出てきて橋を渡っているところを見ることが出来た。同じ車両にいたツアー客はハイジの里マインフェルトに行くということで途中下車された。 朝から降っていた雨はクールに着く頃は何とか上がってくれたのでクールの旧市街地を見学に出かける。ここの旧市街地はベルン、ルツェルンのような立派さ派手さはないがなかなかしっとりと落ち着いた町並みで土日のイベントも開催されていて賑わっていた。 大聖堂はなかなか荘厳な趣きで見学に来ている人は皆帽子を脱いで静かに中を鑑賞していた。中にあるものはわれわれにはどういう意味を持つものなのかはさっぱりわからなかったがステンドグラスは非常に鮮やかで綺麗な色をしていた。ここは残念ながら撮影禁止と言うことであったので中には撮影している人もいたが我々は遠慮して撮影しなかった。 ここクールの町中には一部であるが街中の道路をレーティッシュ鉄道が走っていて車と列車が同じ道路を走っている様子は実に不思議な感じであった。途中で屋台のシシカバブらしきものを食べて昼食とし駅前まで戻って近くの百貨店グローバスとかCOOPとかに入って時間をつぶして予定通りチューリッヒに入る ところが電車を降りる頃になると突然の夕立でそれも激しい雨が降り注ぎ駅舎の樋から雨があふれてプラットホームに降り注いでいた。これはどうにもならないと早々に地下に逃げ込みチューリッヒ駅の広い地下を散策することにした。ここにはミグロスがあり丁度通勤帰りと土砂降りの雨が重なってお店の中は大混乱のような賑わいであった。 その内、雨も止んできたので地上へ出て見当をつけていたホテルのほうへ行ってみるとすぐにホテルは見つかる。 チェックインを済ませて部屋まで行ってインターネットのことを聞いてなかったことを思い出し部屋のキーを持ってフロントまで行く。ところがワイヤレスのWEPキーの情報は部屋のキーを入れてある袋にちゃんと記入されてありわざわざフロントまで行く必要がなかった。旅も終盤で疲れが出てきたのか注意力が散漫になってきた証拠かもしれないと気を引き締めた。 |